Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

お正月は神話のふる里へ・3

2015-01-12 06:31:00 | ゆるゆる旅日記

●年末年始は神話のふる里 ・3日目
1月2日

鵜戸神宮
鵜戸神宮(うどじんぐう)は 宮崎県日南市に位置し旧社格は官幣大社で神社本庁の別表神社に指定されている
主祭神は 日子波限建鵜草葦不合命
日向灘に面した断崖の中腹に東西38m南北29m高さ8.5mの岩窟(海食洞)内に本殿が在り 参拝するためには崖に沿って作られた石段を降りる必要があり 神社としては珍しい《下り宮》となっている
《下り》があるということは《登り》があるということで 老齢にはややキツイ参拝でした
「ウド」とは 空(うつ)洞(うろ)に通じる呼称であり 内部が空洞になっている場所を意味している トヨタマヒメがウガヤフキアヘズを生む時に鵜の羽を使った産屋を建てた(この産屋が完成する前にトヨタマヒメは出産することになる) 鵜の羽には安産の霊力があるとされており トヨタマヒメは安産祈願のために使ったのではないかと思われる ちなみにウガヤフキアヘズという名前は「渚に建てられた鵜の羽を葦草の代わりに小屋を建てたけれど葦ききれなかったところでお生まれになった天の神様の皇太子」という意味である 祭神名が鵜を意味することから「鵜戸」の文字を充てているのです
本殿の前にある「亀石」の石頂の枡型の穴に粘土を丸め運の文字を押した素焼きの「運玉」を投げ入るのです 穴にはいると願いが叶うとされておりますが家人ともここでは運がありませんでした
本殿裏には「お乳岩」があります 
女性の乳房に似た2つの岩の突起があり そこから落下するお乳水で作った飴をお乳の代わりにしたという 安産・育児の信仰となりました
これはヤマサチとトヨタマヒメ物語の舞台になったことから 縁結び・夫婦和合・子授け・安産などのご利益があり お乳岩から滴る清水で練ったとされる飴は鵜戸名物として売店で売っております

昨日とはうってかわって良く晴れた空と日向灘の青さが心地よい!
ご利益いっぱいのよい1年でありますように!

青島神社と関之尾の滝に寄り道 帰路は別府で大渋滞 広島は雪景色で驚きでした
とうとう時計が変わっての到着でした