Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

Dr.KAZUの雑記帳から 1月24日きょうはなんの日

2015-01-23 19:25:08 | きょうはなんの日

Dr.KAZUの雑記帳から 1月24日きょうはなんの日?

アメリカン・ドリーム

カルフォルニア・ゴールドラッシュ(California Gold Rush 1948年~1855年)は カルフォリニア州(但し当時は未だ州にはなっていない)でジェームズ・ウィルソン・マーシャルが金を発見した1848年1月24日に始まったのでした
 金を発見した報せは瞬く間に広がり アメリカ全土や海外からおよそ30万人もの男女そして子供までが金を求めてカルフォリニアに集まることになったのである これら初期の採掘者は1849年に多かったことから“フォーテイナイナーズ”と呼ばれたそうな
採掘者達は当初は選鉱鍋のような単純な技術で小川や川床の砂金を探したのですが やがて洗練された技術が開発されて会社組織の探鉱が増えていったことは論を待たないであろう ごく少数の者は莫大な富を得たのですが 多くの者は来た時と大して変わらない資産のまま夢破れて故郷に帰ることになったに違いない
ゴールドラッシュが及ぼした影響は大きなものであり サンフランシスコは小さな開拓地の町であったが新興都市として瞬く間に成長して1850年にはアメリカ合衆国第31番目の州に至った
しかしながらゴールドラッシュは否定的な効果あるいは負の効果もあったことが知られている
それは先住民とも言うべくインディアン達が攻撃されてその伝統的な土地から追い出されたことである また金の採掘による環境汚染もまた著しいものがあったと言う
 それでもカルフォルニアの名前は永久にゴールドラッシュと結び付けられ それが「カルフォルニア・ドリーム」と呼ばれるものに結び付けられたのである
カルフォルニアは新しいことの始まる場所として認識され 一生懸命働くことと そして幸運があれば 大きな富となって返ってくるのだと考えられたのであろう
このカルフォリニアドリームが合衆国全域に広がり新しい《 アメリカン・ドリーム 》になったのだと歴史家たちは述べているのです
 
 2008年に San Franciscoから知人の車でヨセミテ国立公園を訪れた際に その途中で見たものは 川沿いに残されている金採掘のために用いたトロッコ線路の錆びた残骸や砂金工場の朽ちた家屋の廃墟であり 《アメリカン・ドリーム》を目指したであろう大勢の人々の蠢く姿が影となって見えたような気がしたものでしたが ……