Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

Dr.KAZUの雑記帳から 1月22日きょうはなんの日

2015-01-18 15:36:11 | きょうはなんの日

Dr.KAZUの雑記帳から 1月22日きょうはなんの日

鹿鳴館と電灯営業の始まり

明治時代に入り海外からの要人が多く訪れるようになったが 迎え入れる迎賓館がありませんでした
1870(明治3年)には 浜離宮を改築した延遼館 或いは三田に在った蜂須賀邸を使用していたという
 そこで 1880(明治13)年に 洋風の迎賓館を造るべく 薩摩藩装束屋敷跡にお雇い外国人であるジョサイア・コンドルの設計で建築が始まり 3年後の1883(明治16)年に落成し体裁を保つことができるようになった
 そして 日本初の発電業者「東京電灯」が いちばん最初に電力を供給したのがこの鹿鳴館であり きょうの日でした
「東京電灯」は 後の「東京電力」のことです
 
 ところで 鹿鳴館については
神の使者と言われていた鹿は 集団で食事をする習性があるので お客さんを招待して会食をする場として“ 鹿 鳴 ”と命名したといわれております(詩経「鹿鳴の詩」から引用)
しかし 英国では「Pavilion of the Deer’s Cry(鹿の叫び亭)」と呼ばれていたのだそうです
Deer’s Cryとは 発情期の牡鹿の鳴き声 の意味! ご存じだったのでしょうか

 そしてまた 学校などの階段の中で曲がる場所を「 踊り場 」と呼びますが
これは鹿鳴館時代にできた言葉 造語なのでした
着飾った女性が階段を曲がるときに “ ドレスがふわりと踊っているように見えた ” ことから その場所を「 踊り場 」と呼ぶようになった とか…
日本だけで通用する呼称なのです