Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

いま“活動写真小屋”が楽しい

2011-03-13 16:27:33 | のんびり歩いて
 「映画離れ」が著しいと言われて久しいが 今年に入って2回も映画館に足を運んだ
八丁堀にある福屋デパートにある“八丁座”は 館内の装飾が和風であるのも興をひくが座席が飛行機のビジネスクラスようでゆったりとできるのが嬉しいのです
 『 ウォール・ストリート 』WALL STREET(オリバー・ストーン監督作品)は 世界の金融マーケットの中心地ニューヨークを舞台に 非情なマネー・ゲームの行方を描いた『ウォール街』(87年) オリバー・ストーンが放ったこの問題作は 力強くも奥深いヒューマン・ドラマとして世界的な絶賛を博したものであった
その待望の続品である
すべてを失った若者(シャイア・ラブーフ)と希代のカリスマ(マイケル・ダグラス)が 虚々実々の駆け引きで仕掛けるサスペンス テンポが小気味よくワクワクさせられた
“人生”と言う最も危険なゲーム 最高に過激なゲームに眼を奪われた
“ 夢は、教えてもらうものじゃない!。 ”
いやぁ… マイケル・ダグラスの渋~い演技にはシビレました

 『 英国王のスピーチ 』The King’s Speech(トム・フーバー監督作品)は 英国国民を奮い立たせた「英国史上、もっとも内気な王」ジョージ6世(コリンファース)の対ヒットラー戦争宣言スピーチ その陰には吃音症との闘いがあり 勇気を与えられた物語である
一市民のセラピスト(ジェフリー・ラッシュ)が国王の吃音を治療する それは医学的ではなく演劇的手法による心の解放であった 身分を超えた友情と信じる心の通い合いが熱く胸を打った
現女王エリザベス2世の母で 2002年に101歳で逝去した 妻(ヘレナ・ボナム=カーター)の内助の功が静かに激しくこみあげてくる感動でした
夫からのプロポーズを受け入れたのは“ 素敵な吃音を聞いていたら幸せになりそうだから ”と打ち明けた妻のおおらかにして繊細な気配りが出来る類希れな女性だったのだ
型破りのセラピストとの友情 献身的な妻の深い愛情 自らを克服し“ 真の王 ”となった実話なのです

 ところで 政治家の言葉があまりにも軽くなりすぎている日本で この国王の愚直なまでの自分との格闘に胸が打たれました
政治家なら リーダーなら 自分の言葉に命を懸けなさい!

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