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横河渓流の生き物たち

2013年07月22日 | 日記
日も朝から暑い
今年の夏は酷暑と言われていたがどうも様子が変わって来ている
東北、日本海側では梅雨明けも遅れ例年より暑くならないとか...
夏は夏らしく冬は冬らしいのが一番いいのだが今年は異常気象のようである

0時頃になるといくらか雲が掛かってくる
横河上流に行って見よう
蝶が目的である



流のせせらぎと蝉時雨
特に「カナカナカナカナ」とヒグラシの声。
静かな森に響き渡る

日にはマタタビの花が咲いていた木
もう実が出来ている。
この実を採ってホワイトリカーで漬けるとマタタビ酒が出来る
滋養強壮には持って来いとか...




オムラサキを心配して例年何頭かに会える林を訪ねた
ミズナラの樹液を吸いにやって来ていたオオムラサキの姿はなかった
そこには翅の痛んだウラギンヒョウモンとクワガタが頻りに樹液を吸っていた




が足元から舞い立つ
シータテハが翅を広げ休む。
以前より疲れ切った翅に変わっている



沿いの湿った場所にカラスアゲハの集団
こんな塊が4か所ほど。
全部で20頭程いるであろうか



くたびに舞い立つ
このカラスアゲハの翅も大分痛んで来ている




ナガアゲハは片方の翅の先がすでに無くなっている
一生懸命に生きる姿を目の当たりに見た



坂村真民の詩「一心」を思い出す。

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限りある命だから
蝉もこおろぎも
一心に
鳴いているのだ
あんなに
一心に
咲いているのだ
わたしも
一心に
生きねばならぬ


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ラスアゲハに混ざりスジボソヤマキチョウが吸水している
この蝶は独特の翅の形と輝く黄色の翅で大変魅力的な蝶だ。
とまっては舞い忙しく行動的な蝶である。



度はクジャクチョウの傍らで吸水。
クジャクチョウもゴーイングマイウェイ
他の事なぞ構っていられない様子である



陰の葉の上に秋の虫
ヤブキリ。
ながーいひげが魅力的な昆虫である
これもキリギリスの仲間と言う。

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虫界では新しく生まれてくる個体もあるが約1カ月ほど夢中で生きた個体もある
一期一会の出会い
生きとし生けるものから大切なものを学ばせてもらった