田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

本『王子と乞食』村岡花子訳

2021年11月05日 | 趣味・本

先に記事にした大平健さんの本に載っていた、

『王子と乞食』を、

村岡花子さんの訳で読み、

子供向きのものでも読んでみました。

『王子と乞食』は小学校の時に読んで以来でしたが、

マークトゥエインという作家の名前は懐かしかったです。

『トムソーヤーの冒険』の作者でもありましたね。

マーク・トウェインの名言・格言

1835~1910

アメリカミズリー州生まれで、

家には奴隷もいたそうです。

 

奴隷って、

お手伝いさんとは違いますよ。

 

人間の権利や自由を認められず、

他人の支配のもとに、

様々な労務に服し、

かつ、

売買の対象にされるのですから。

 

でも、

映画「ベンハー」の奴隷!のお嬢さん、

(綺麗でしたね)

ベンハーも奴隷を見下すことなく、

人間扱いしてましたが、

マークトゥエインも!

きっと、

そうだったんではないかなと想うのです。

 

それにしても、

洋服を取り買えただけで、

王子と乞食は、

周りの人々に間違えられてしまう。

 

如何に、

外見は大事かということも思いました。

 

でも、

乞食のトムが、

王子の地位にしがみつくことなく、

本物の王子に返した結末は、

心地よいものです。

 

乞食の暮らしを味わった、

王子もまた、

より心の広い人間に成長しましたし。

 

こういう童話で(とは思えない深さですが)、

子供達の心は、

耕されていくのでしょうね。

 

でも、

今の小学生読むんでしょうか。

 

 

 

コメント (18)
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