アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。
散歩。
午後のおやつに柿を食べました。もう一度散歩できそうな気持ちが湧いてきました。そこで今なお全容解明されていない歴史ミステリの一つ、「幻の」と呼ばれ、七世紀後半に営まれたとされる「滋賀郡衙」(しがぐんが)跡史跡をてくてく巡ってみたいと思います。
さてJR比叡山坂本駅から西へ日吉大社参道をのぼっていくと左に石占井(いしらい)神社が見えます。「滋賀郡衙」(しがぐんが)関連遺構と考えられる礎石が見つかっている場所です。
「名称:“石占井(いしらい)神社石積み”」(2022.11.17)
さらに名称から関連が伺われる場所が二箇所。倉園(くらその)・郡園(こおりその)の二つです。
「名称:“倉園(くらその)神社石碑”」(2022.11.17)
境内の道標に「右 北國海道」とあります。
「名称:“倉園(くらその)神社境内道標”」(2022.11.17)
「名称:“郡園(こおりその)神社額”」(2022.11.17)
「名称:“郡園(こおりその)神社本殿”」(2022.11.17)
北国街道沿いの交差点にある福太夫(ふくだゆう)神社。
「名称:“福太夫(ふくだゆう)神社額”」(2022.11.17)
その境内の道標に「右 下坂本」とあります。下阪本へ向かう道が北国街道です。
「名称:“福太夫(ふくだゆう)神社境内道標”」(2022.11.17)
付近には特色豊かな土蔵や町屋が色々と見えます。
「名称:“土蔵”」(2022.11.17)
「名称:“町屋”」(2022.11.17)
北国街道をこのまま歩くのが基本なのかもしれません。でもたまには道を間違ってみると思わぬ発見があったりします。ここでは大手スーパーを横切って一九六〇年代に開発された日吉台ニュータウンへ進んでみましょう。
「名称:“日吉台(ひよしだい)道標”」(2022.11.17)
ニュータウンなのになぜか「古墳通(こふんどおり)」とあります。
「名称:“古墳通(こふんどおり)道標”」(2022.11.17)
てくてく歩いていきましょう。やや上り坂なのでマイペースで十分です。交差点に出ました。
「名称:“高峰遺跡(たかみねいせき)交差点”」(2022.11.17)
高峰遺跡(たかみねいせき)は発掘調査の結果、西側の1号墓が前方後円墳、東側の2号墓が円墳だったことがわかっており、今は古墳公園として復元されています。それにしても周囲は落ち葉だらけ。好みの風情なのですが、風流とはいえなかなか厳しいものがありますね。
「名称:“高峰遺跡(たかみねいせき)1号墓”」(2022.11.17)
「名称:“高峰遺跡(たかみねいせき)2号墓”」(2022.11.17)
東側(琵琶湖側)へ向かって今度は下り坂です。すると先ほど道を逸れた北国街道との交差点へ出ます。
「名称:“北国街道”」(2022.11.17)
そこで再び坂本の町中へ戻ってみます。上り下りがたいへんです。日吉参道との交差点から穴太(あのう)方面へ南へ向かいます。
「名称:“町屋・大文字屋(だいもんじや)”」(2022.11.17)
左に隣接してお地蔵さんがあります。
「名称:“大文字屋(だいもんじや)地蔵”」(2022.11.17)
「名称:“大文字屋(だいもんじや)地蔵””」(2022.11.17)
さらに穴太方面へてくてく。芭蕉の葉もずいぶん破れてきて間近に迫った冬の到来を待っています。
「名称:“芭蕉”」(2022.11.17)
二〇二二年十一月十七日撮影。
参考になれば幸いです。