昨日(9月11日)の早朝っつうか、一昨日の深夜、H-ⅡBロケット1号機が打ち上げられ、無人宅配宇宙船HTVが国際宇宙ステーションISSに向けて出発しました。
私は、11日 2:01の打ち上げ生中継を見る気力もなく寝てしまい、夜が明けてからニュースで打ち上げ成功を知りました。
いやぁ~、めでたい、めでたい あっぱれ
です
YouTubeで打ち上げ映像をいくつか見てますと、JAXA撮影の映像よりも、素人さん撮影のこちらの映像の方が素敵です。
光の塊が雲
の中に突っ込んでいって、より大きな光の塊
になるのが、すごく神秘的です。
夜の打ち上げ、曇り空の打ち上げもなかなかオツなモノですねぇ。
HTV(広島テレビではありませぬ)は、1週間かけて、地表から約400kmの上空(?)を秒速約7.9kmで周回しているISSに接近して、ドッキングするのだとか。
そして、HTVに積み込んだ荷物(食料を始めとする消耗品や実験装置など)をISSに届けた後は、代わりに不用品を積み込んでISSから離れ、そしてそして、HTVは大気圏に再突入して積み込んだ不用品もろとも燃え尽きるんだそうです。
HTVとH-ⅡBロケットについての基礎はJAXAのオフィシャル映像で勉強できます。
上に何気なく、
HTVは、1週間かけて、地表から約400kmの上空(?)を秒速約7.9kmで周回しているISSに接近して、ドッキングするのだとか。
と書きましたけれど、よくよく考えてみれば、へぇ~です。
ちょっと前まで若田さんが滞在していたISSは、地表からたった400kmのところを回っている…。
「地表から400km」を地球儀で見てみましょう。
東京から「400km」は、西なら大垣辺り、北なら古川(仙台のちょい北)辺りですので、
子午環の1度単位目盛の上端付近が「地表から約400km」になります。
ISSはこんなに低いところを飛んでいるんですねぇ。ほとんど地球にへばりついている感じです。
もう一つ、ISSの対地速度が秒速約7.9kmであること。秒速7.9kmを時速に換算すれば約28,377km/h
。ありゃ、時速よりも秒速の方がイメージしやすいか…
HTVは、こんなとてつもないスピードで飛んでいるISSに追いついて、接近して、最後はISSのロボットアームで捕まえてもらう。それも、地上からの遠隔操作で…。
更に、
HTVは大気圏に再突入して積み込んだ不用品もろとも燃え尽きるんだそうです。
ちゃんと燃え尽きるのでしょうか?燃えかすとか燃え残りが地表に落っこちてきたりしないのでしょうか?
こんなことは、専門家が計算に計算を重ねて、慎重に大気圏に突入させるのでしょうから、余計な心配なのでしょう。
いずれにしても、文系人間の私にとって、凄いとしか言えない話の連続です。
どうか、HTVが滞りなくミッションをまっとうしますように
そして、
関係者の皆さん、Good Luck です。
HTVのその後:09/09/18 無人宅配宇宙船HTV、お届け先の玄関口に到着