「さて、ブログに何を書こうか?」と考えていました。
「三代目徒然iPod」のその後? ちょっと早い。
「二代目徒然iPod」の取り扱い? これもちょっと早い。
駅で見かけた某展覧会の看板? ん~、まだまだ早い。
MISIA 星空のライヴⅤ? タイミングが中途半端だな。
鳩山内閣発足? ベタ過ぎる…。
と思い悩みながら帰宅して、郵便受けから夕刊を取り出して…と、
日経の夕刊のコラム、「あすへの話題」の見出しが目に止まりました。
麗江の「夏の思い出」ですと? おぉ、麗江 行った、行った
と、個人的に盛り上がってしまったのですよ。
そして、このコラムを読んで、ますます7年前に出張で行った麗江の思い出が蘇ってきました。
あ。そのコラムはコレです。
筆者の日本郵船・草刈相談役は、以前、ご講演を至近距離で拝聴したことがありますが、それはまた別の話…。
「麗江」というテーマもさることながら、コラムの最後に登場するガイドさんについての記述、
日本人そっくりの風貌で流暢な日本語を話すこの可憐な女学生に日がな一日丁寧に説明され、皆すっかりファンになってしまった と、
そして極めつきはバス旅行のフィナーレ。『お別れに、私の大好きな日本の歌を唄います』
に反応してしまいました。
というのも、私が出張で麗江に行ったときも、私が加わっていた一団に、日本語の流暢な女性ガイド2人がついてくれて、最後に麗江空港に向かうバスの中で日本の歌を唄ってくれたのですよ。日本語が流暢といっても(中国の東北地方=旧満州の大学で日本語を勉強したとおっしゃっていました)ところどころ言い回しが変で、そこが何とも可愛らしかった記憶があります。
もしかして同じガイドさんだった?
う~ん、どうなんでしょうか。私が麗江に行ったのは02年5月で、コラムの筆者・草刈さんが行かれたのは「5年前」で、ガイドさんは「ナシ族の女子大生」と書かれているので、恐らく違うと思います。
ですが、メンバー一同がガイドさんに好感を持った点は草刈さんご一行とまったく同じです。
ということで、急遽、7年前の「麗江の思い出」を書くことにしましょう。
麗江は中国南部にある雲南省の北部にある都市で、世界遺産に指定されている風光明媚なな高原都市です。何でも、旧市街地の平均標高が約2,400mだそうで、かなり気圧が低い
その気圧の低さで、思わぬ体験がいくつかありました。
まず、雲南省の省都・昆明から麗江に向かう飛行機の中で配られたスナック菓子の袋。
飛行中の機内は、地上より気圧が低いわけで、スナック菓子の袋はパンパンに膨らんでいました。これは十分に理解可能です。
ところが、パンパンに膨れあがったスナック菓子の袋は、麗江空港に到着しても、また、麗江市内のホテルについても、パンパンに膨れたままです。
いやぁ、ビックリしました。
下の写真は、昆明⇔麗江で乗った飛行機で頂いたお土産
です(当時、中国の国内線に乗ると、なにがしかのお土産がもらえました)。
そして、空港からホテルに移動するマイクロバスの中で、微妙に頭痛が発生していることに気づきました。ホテルにチェックインして、自室で荷物を開けているうちに、だんだん頭痛がきつくなってきます。
もしかして、高山病か? と素人判断の上、持ってきていた頭痛薬を服用しました。すると、あっさり頭痛は解消
そこで、ご一緒した方々に頭痛がないか聞いてみると、症状が出ている方がいらっしゃいましたので、頭痛薬を差し上げました。その後、その方に聞いてみると、頭痛が取れたようで、一人密かに満足感に浸りました。
もし、麗江に行こうと思う方がいらっしゃいましたら、頭痛薬はお忘れなく
もうひとつ、極めて貴重な体験がありました。
ホテルの自室で修正液を使った時のことです(一応、「出張」でした)。
ペンタイプの修正液の「お腹」を圧迫して修正液を絞り出した、までは良かったのですが、修正液が止まりません
修正液が入っているボトル内部の気圧が外気圧より高いので、ボトルの内外の気圧が同じになるまで、ボタボタと修正液が流れ続けているという理屈。
理屈は判るにしても、これには参りました。
麗江は、ガイドさんはもとより、極めて好感度の高い観光地でした。
そのうち、ネタ切れになりそうな時にでも紹介したいと思います。
それまでのお慰み(?)に、麗江で買ったトンパ文字入りTシャツの画像をご紹介しておきましょう。
正直、このTシャツは失敗でした。
どういう意味の言葉が書かれているか判らないこともそうですが、何よりも、着心地が最悪
着ていると、両肩を後ろに引っ張られている感覚なのです。前身頃と後身頃の相対関係が良くないようです。ものは試しで、表裏逆に着てみると、ますます着心地は悪い(そりゃそうだ)。「見た目は普通でも、実用性に劣る」と、いかにもちょっと前の中国製品って感じです。
買うんじゃなかった…と、つくづく思います。