「MISIA★Xに参戦すべく仙台日帰り遠征 (前編)」のつづきです。
「旧荒浜小学校」のバス停に駐車しているバス
と腕時計
を交互に眺めながら
、私は、砂混じりの道を半ば小走り
で急ぎました。
とても流しのタクシーなんて走っていないし、次のバスまで1時間
も待つなんてたまったものじゃないし、荒井駅まで歩く
となれば次のバスを待つのと同じくらい時間がかかりそうだし…。
で、結局、無事にバスに乗れまして
、荒井駅から地下鉄
で仙台市街地に戻ることができました。
戻りは、仙台駅を通り過ぎて、広瀬川を渡って国際センター駅で下車。
国際センター駅の前には、仙台の誇る2人のオリンピックのゴールドメダリスト
、荒川静香さんと羽生結弦さんのパネルが立っていました。
これというのも、国際センター駅は、こちらで書いたように、「日本フィギュアスケート発祥の地 五色沼」の最寄り駅なんです。
何度行っても、この沼っつうか濠(仙台城のお濠でもあります)が凍って、その上でスケートができたなんて信じられない五色沼なんですが、、、、
氷が張ってる
もっとも、縁の方はユルユルの凍り方で、とてもスケートはできそうにもありませんでしたけど…。
そうそう、池の畔には「無限への軌跡」(翁 ひろみ・作)と題するモニュメントもあります。
なぜ私が仙台城三の丸跡までやってきたかといいますと、時間調整かたがた仙台市博物館を観ようという算段でした。
仙台に行くたび、私は、企画展をやっていようがいまいが、仙台市博物館を訪問している気がする…
今、仙台市博物館では企画展を開催していませんが、展示室に向かう階段前には「仙台の伝統的な門松」が飾られていてお正月気分です
徳川家康から政宗に送られた書状(天正19年・1591年)を見て、
おぉ、家康の花押だぁ~ とときめい
たり、政宗の墓所・瑞鳳殿(5年前の訪問記)から発掘されたというヨーロッパで作られたとみられる金
のブローチを観て、
さすがは伊達者 と楽しませていただきました。
約45分間の観覧
を終えた私は、仙台市博物館から「MISIA星空のライヴX」の会場・仙台サンプラザホールまでの約3.5kmを徒歩
で移動しました。
仙台市博物館で観た江戸時代の町割図に私の徒歩ルートをプロットすると、ほぼこんな具合
かと思われます。
ちゃんと朝・昼の2食を摂ったというのに、まだ16:00
をちょい過ぎた時刻だというのに小腹が空いてしまい、仙台サンプラザホールまで数mの地点で、ハンバーガーの間食をいただきました
喫煙所で一服したあと、仙台サンプラザホールに入場して、ミー友さんたち
にご挨拶して、自席
につくと、またまた周りには知ったお顔の多い
こと…
Lady Black Dress : Ryoちゃんのオープニングアクトを経て、ほぼ定刻
に「MISIA星空のライヴX」が始まりました
先週の名古屋公演2日目、最後の曲でMISIAの声が枯れてたという情報があって、ちょっとは心配していましたが、予想どおり、MISIAは完全復活
っつうか「ほぼ絶好調
」 安定度も、声量も、声の響きも最高
で、最幸
の歌声でした。
途中、某曲冒頭のスキャットの声が出なくて、あれっ でしたが、それもホンの微少なアクシデント。本編部分は何の問題もなく、そして、次の某曲の素晴らしかった
ことといったらなかった…
あの一曲を聴けただけでも仙台に遠征して良かった
と思えるほどでした
もちろん、仙台ですから、会場の盛り上がりも Good
を遙かに通り越してExcellent
こんな具合ですから、MISIAのなんと楽しそうなこと… そして、ノリノリ
ところが、MISIA以上にノリノリの方
がいらっしゃいました。
それは、Sax & Fluteの明男ちゃん
メンバー紹介のときの仕切りが、バッチリ決まって(見事にキメた聴衆
も素晴らしい
) もう大喜び で、とある方
のモノマネまで披露してノリノリ
の極み
でした。
いやぁ~、いいなぁ~、明男ちゃん
ということで、昨年11月の盛岡公演(記事はこちら)の域までには届かなかったかもしれないけれど、仙台公演もまた素晴らしい
ライヴ
でしたぁ~
はぁ~、幸せぇ~
そうだ、そうだ、仙台公演のセットリストから、これまで皆勤(?)だった某曲が消えていました。
ライヴ終了後、帰りの新幹線まで1時間ちょっととあった私は、仙台駅の駅ビル(昔、私、“S-PAL”の"S"は「仙台」を意味しているものと思い込んでいましたが、駅=Stationのことみたいですな)で牛たんと枝豆で生ビール
を1杯いただいた後(枝豆は近年稀な旨さ
でしたが、牛たんはイマイチ…
)、新幹線
に乗り込みました。
お供は、新幹線改札内で買ったずんだジェラート
もうちょい甘い方が良かったかな…
で、新幹線が仙台を出発してしばらくしてから、MISIA「Life is going on and on」を聴き始めたんですが、はやぶさ
だと仙台から大宮までの所要時間
はほぼ1時間、で、きわどく大宮到着直前に聴き終えることができました。
速いよねぇ、はやぶさ・こまち…
ホームから下る階段で、思いがけずミー友さんとお会いし、またねぇ~ とご挨拶した後、私は埼京線
に乗り換えて(快速
に乗れた)、帰宅しました。
いやぁ~、ホントに濃い一日でした。