先々週に計画していた「今年初の関西旅行」が、「台風19号から避難した3連休 (前編)」で書いたように台風19号の来襲
で断念
した私、そのリベンジマッチ第一弾
を、きょう、決行
しました。
本格的なリベンジマッチは、来月にとっておいて、今回は京都までの日帰り旅行です。
京都での滞在時間は5時間弱と、慌ただしい
旅行でしたが、中味はかなり濃くて、かなり疲れました…
小さなアクシデントがいくつも発生しましたし…
きょうの京都での行動マップは下図のとおり。
青い線は歩いたルートで、オレンジの線は地下鉄に乗ったルートです。
さすがに、狭い範囲ですなぁ。
それはともかく、最初のアクシデントは、東京駅の新幹線改札口で発生しました。
EX予約していたのに、自動改札を通れないのです
駅員さんに相談すると、今年1月にスマホを機種変更
した際、モバイルSuica
と関連付けがうまくできていなかったらしいのですよ
そっかぁ~、最後に東海道新幹線に乗ったのは、去年12月の「MISIA星空のライヴX」大阪公演(記事はこちら)に出かけて以来で、今のスマホに変えてからは、今回が初めて
でした。
窓口に立ち寄る手間はかかったものの、往復とも無事に新幹線に乗れましたから、まぁ、ホントに小さなアクシデントでありました。
次なるアクシデントは、今回の旅行の目的地であるところの京都国立博物館(京博)に着いたときに発覚しました。
なんとなんと、財布が無いのです
思い起こせば、自宅を出発して京博に到着するまで、1回も財布に触れることはありませんでしたから、きっと自宅に忘れてきたはず…
幸い、「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展の前売券を電子チケットとして購入して、スマホに入っていましたし、非常用の千円札×3枚とめったに使わないクレカを入れた手帳を持ってきていましたから、財布
が無くてもなんとかなるでしょ
と自分を慰めました。
さて、きょうの日帰り旅行のメイン
、「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展は、濃くて濃くて、もう満腹
って感じ…。
いやぁ~、全部で37枚ある佐竹本三十六歌仙絵のこれほど多くの作品を一覧できるなんて、はぁ~~眼福
でございました。
あまりに濃くて、後期は観に行くのを止めようかな? と思ったほど…。
日本画/洋画を問わず、私が絵画を観るとき、表装とか額縁には注目を払うことはないのですが、この佐竹本三十六歌仙絵の場合は、表装もガン見させていただきました。
なにせ、佐竹本三十六歌仙絵を入手したお歴々は、それぞれ自分のお宝
が最大限
に活かされるよう、趣向を凝らして表装したのですから…。
あ、そうだ
後期展(11月6日~24日)には、きょう観られなかった「藤原敦忠」「山部赤人」「大中臣源基」「源順」そして、この展覧会のメインビジュアルになっている「小大君」が出陳されるのだそうで、やはり観に行かなきゃもったいないかも…
きょうの詳しい感想は「旅行記 本編」で書くことにして、京博を観終わったあとのお話。
私、方広寺に行ったことがありませんで、きょうはようやく訪問することができました。
こちらの記事に書いたように、京博の平成知新館は、方広寺大仏殿の回廊跡の内側に立っています。
京博正門から豊国神社に向かって、巨大な石で構成された石垣が続いていて、こりゃスゲぇ
そして、かつては洛中洛外図屏風なんかで、西(左隻)の二条城に対峙するように東(右隻)に描かれていた方広寺大仏殿は、その面影皆無の中で、大坂の陣の発端となった「いちゃもん
」の元、梵鐘を拝見
しました。
と、梵鐘の一部に、白く囲われたところが2か所あります。
拡大しますと、、、
例の「国家安康」「君臣豊楽」の部分がハイライトされています
教科書だったか副読本だったかで、この梵鐘の写真を見たことはありましたが、実際にこうしてハイライトされていたんですな…
方広寺の見どころはこの梵鐘だけでして、かつてはここに大仏殿が何度も建て直されたという駐車場を記念撮影
。
このあと、豊国神社の超立派な唐門を拝見したのですが、なんとも腹が減って…
さりとて、手頃なお食事処がない…
とりあえず、繁華街を目指して歩こうか…となりまして、その辺以降は「本編」の方で書きたいと思います。
疲れたんで、今夜はここで寝ます
旅行記本編:2019/12/06 令和初の関西旅行は、京都日帰り #1