幸いにも台風18号の影響を受けることなく、「THUNDERBIRDS ARE GO! (前編)」のつづきです。
半月ほど前、トヨタ自動車が、今月1ヶ月の期間限定で、ピンク色のクラウン特別仕様車“ReBORN PINK”の注文を受けつけると発表したそうです(リリースはこちら)。
もともと上品とは言いがたい姿形の現行クラウンが、ピンク色になると、ますますえも言えないビミョーな雰囲気が漂います…
これを600万円も出して買う勇気のある人がどれだけいるのでしょうかねぇ…
もっとも、ピンク色の高級車といえば、40年以上も前からあったわけで…。
ペネロープ嬢の愛車(運転するのはパーカーだけど)ロールス・ロイス、ペネロープ号です。
上の写真で説明板がちらりと見えていますが、しっかりとRR社(当時は元気な会社だったはず)の了解を得て、あのグリルと「Spirit of Ecstasy」を使っているのだとか。
気軽に「RRマーク」ならぬ「PRマーク」でも作ってつけちゃえば簡単そうなものなのに、スタッフの本気度が伝わってくるエピソードだと思います。
こんな展示もありました。
水槽の中でサンダーバード4号が動き回っています。
と、思いきや、横から見ると、こんな風になっているんです
手前に薄っぺらい水槽があって、その奥でサンダーバード4号が操られている
何度見直しても、正面からは、ホントにサンダーバード4号が水槽の中にいるようにしか見えません
実写映画でさえブルーバックで「ウソ・シーン」を撮ったりしているのに、このアナログな、しかし、見事な方法、、、、感服いたしましたぁ~
一方で、サンダーバード1号が飛行するシーンのネタばらしは、ちぃとちゃっちぃ、、
去年の夏に「ウルトラマン・アート! 時代と創造-ウルトラマン&ウルトラセブン」@埼玉県立近代美術館で観た伊藤隆介さんのインスタレーション「Flying Giant」(こちらの記事をご参照方)に軍配を挙げます、私
私が一番楽しみにしていた(期待していた)のは、このコーナーかもしれません。
プラモデル(の箱)~
伝説のイラストレーター、小松崎茂さんの作品が展示されていました(ポストカードも販売されていましたよ)。
サンダーバードのプラモデルの箱絵に限らず、マンガ雑誌などで小松崎茂さんのイラストを目にしてときめきまくった
「20世紀少年」は珍しくないのではなかろうかと思います。
この「THUNDERBIRDS ARE GO!」シリーズ、前編・後編でまとめるつもりだったんですが、この記事を「中編」にして、「後編」につづきます。