The African Queen (1951)
「アフリカの女王(The African Queen)」は、1951年のアメリカ・イギリス合作の映画。
監督: ジョン・ヒューストン
原作: セシル・スコット・フォレスター
脚本: ジェームズ・エイジー、ジョン・ヒューストン
音楽: アラン・グレイ
《キャスト》
チャールズ(チャーリー)・オルナット:ハンフリー・ボガート
ローズ(ロージー)・セイヤー:キャサリン・ヘップバーン
セイヤー牧師(ローズの兄):ロバート・モーリー
「セシル・スコット・フォレスター」は海洋冒険小説家、同名の原作を「ジョン・ヒューストン」が映画化した。
アフリカで本格的なロケを敢行したこの映画の撮影は困難を極めた。
天候不順、セットが流される、体調悪化や病気で倒れる出演者やスタッフが続出、撮影は長引いた。
にもかかわらず監督のヒューストンは、ハンティングに興じている。
「キャサリン・ヘップバーン」はこの時の監督について、後年「アフリカの女王とわたし」という本を出版している。
更にこのロケに同行した脚本家のピーター・ヴィアテルも、この時の体験を元に小説『ホワイトハンター ブラックハート』を書く。
これはクリント・イーストウッドの監督で、映画化された。
ヒューストンがモデルの映画監督ジョン・ウィルソンはイーストウッド自身が演じた。なんと話題の多彩な映画だこと(^^)。
しかし、この映画は2度観たのですが、面白い。
キャサリン・ヘップバーン演じるのは「牧師の妹」という清楚な面と大胆不敵な面とを合わせ持っていて魅力的な女性。
チャールズは下品な男で、「The African Queen」というおんぼろ船で、イギリスとアフリカとを往復しながら、
アフリカに必要な物資を運ぶ仕事をしていた。
舞台はドイツ領東アフリカの奥地。イギリス人女性ローズ・セイヤーは宣教師の兄とともに布教活動をしていた。
しかし第一次世界大戦が勃発し、アフリカ原住民たちはすべて無理矢理徴収され、村は焼き払われ、そのショックから兄は死んでしまう。
1人ぼっちになったローズは、チャールズ(イギリス人)に助けられる。
ところが、ローズは突拍子もないことを言い出す。
川下の湖に浮かぶ、東アフリカ最強とされるドイツの砲艦「ルイザ号」を、酸素ボンベと爆発性ゼラチンで作ったお手製の魚雷で攻撃、沈没させようというのだ。
途中にドイツ軍の砦や航行不能の激流や大瀑布があり、自殺行為だと反対したチャールズだったが、頑固なローズを前にしぶしぶ承諾させられる。
性格がまるで違う2人だったが、いがみ合いつつお互いに惹かれていく。
2人を待ち受けていた船旅は想像を絶する数々の困難だったが、2人は最後まで希望も愛も失うことはなかった。
しかし魚雷発砲の前に、「ルイザ号」に捕まり、船上での絞首刑寸前、チャールズは「死ぬ前に2人の結婚式をあげてくれ。」と依頼。
その後で絞首刑になる寸前「The African Queen」の魚雷が「ルイザ号」を襲う。海に投げ出された2人は無事に生き抜いた。
この映画製作は、困難を極めたものだと思うのだが、「キャサリン・ヘップバーン」の魅力がすべてを救った名画となっている。
「アフリカの女王(The African Queen)」は、1951年のアメリカ・イギリス合作の映画。
監督: ジョン・ヒューストン
原作: セシル・スコット・フォレスター
脚本: ジェームズ・エイジー、ジョン・ヒューストン
音楽: アラン・グレイ
《キャスト》
チャールズ(チャーリー)・オルナット:ハンフリー・ボガート
ローズ(ロージー)・セイヤー:キャサリン・ヘップバーン
セイヤー牧師(ローズの兄):ロバート・モーリー
「セシル・スコット・フォレスター」は海洋冒険小説家、同名の原作を「ジョン・ヒューストン」が映画化した。
アフリカで本格的なロケを敢行したこの映画の撮影は困難を極めた。
天候不順、セットが流される、体調悪化や病気で倒れる出演者やスタッフが続出、撮影は長引いた。
にもかかわらず監督のヒューストンは、ハンティングに興じている。
「キャサリン・ヘップバーン」はこの時の監督について、後年「アフリカの女王とわたし」という本を出版している。
更にこのロケに同行した脚本家のピーター・ヴィアテルも、この時の体験を元に小説『ホワイトハンター ブラックハート』を書く。
これはクリント・イーストウッドの監督で、映画化された。
ヒューストンがモデルの映画監督ジョン・ウィルソンはイーストウッド自身が演じた。なんと話題の多彩な映画だこと(^^)。
しかし、この映画は2度観たのですが、面白い。
キャサリン・ヘップバーン演じるのは「牧師の妹」という清楚な面と大胆不敵な面とを合わせ持っていて魅力的な女性。
チャールズは下品な男で、「The African Queen」というおんぼろ船で、イギリスとアフリカとを往復しながら、
アフリカに必要な物資を運ぶ仕事をしていた。
舞台はドイツ領東アフリカの奥地。イギリス人女性ローズ・セイヤーは宣教師の兄とともに布教活動をしていた。
しかし第一次世界大戦が勃発し、アフリカ原住民たちはすべて無理矢理徴収され、村は焼き払われ、そのショックから兄は死んでしまう。
1人ぼっちになったローズは、チャールズ(イギリス人)に助けられる。
ところが、ローズは突拍子もないことを言い出す。
川下の湖に浮かぶ、東アフリカ最強とされるドイツの砲艦「ルイザ号」を、酸素ボンベと爆発性ゼラチンで作ったお手製の魚雷で攻撃、沈没させようというのだ。
途中にドイツ軍の砦や航行不能の激流や大瀑布があり、自殺行為だと反対したチャールズだったが、頑固なローズを前にしぶしぶ承諾させられる。
性格がまるで違う2人だったが、いがみ合いつつお互いに惹かれていく。
2人を待ち受けていた船旅は想像を絶する数々の困難だったが、2人は最後まで希望も愛も失うことはなかった。
しかし魚雷発砲の前に、「ルイザ号」に捕まり、船上での絞首刑寸前、チャールズは「死ぬ前に2人の結婚式をあげてくれ。」と依頼。
その後で絞首刑になる寸前「The African Queen」の魚雷が「ルイザ号」を襲う。海に投げ出された2人は無事に生き抜いた。
この映画製作は、困難を極めたものだと思うのだが、「キャサリン・ヘップバーン」の魅力がすべてを救った名画となっている。