ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

オペラ・魔笛

2010-12-05 21:59:50 | Music
Mozart The Magic Flute Queen of the Night Aria




指揮:ルベン・シルヴァ
演奏:ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場管弦楽団
合唱:ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場合唱団


《キャスト》
ザラストロ(大祭司):ダリウシュ・グルスキ
タミーノ(王子。パミーナの恋人):レシェック・シフィジンスキ
パパゲーノ(鳥の狩猟者):アンジェイ・クリミチャック
夜の女王:タチアナ・ヘンぺル
パミーナ(夜の女王の娘):マルタ・ボベルスカ
パパゲーナ:(パパゲーノの恋人)アグニェシュカ・コズウォフスカ


《タイムスケジュール》
第1幕=60分 休憩20分 第2幕=80分


上野の東京文化会館にて、ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ「魔笛」を観て(聴いて?)まいりました。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの最期のオペラと言われています。
「魔笛」は、モーツァルトが1791年に作曲したジングシュピール(歌芝居。現在では一般にオペラの一種として分類される)。
台本は興業主・俳優・歌手のエマヌエル・シカネーダーが自分の一座のために書いた。
当時としては「宮廷音楽家←あ。この時期には宮廷音楽家としての座にはいなかった?」」としては名誉な仕事ではないだろうが、
民衆には愛されたオペラだったのだろう。

シカネーダーは当時ヨーロッパ各地を巡業していた旅一座のオーナーで、モーツァルトとはザルツブルク時代の知り合いであり、
モーツァルトが所属したフリーメイソンの会員でもある。
シカネーダーはウィーンの郊外にあるフライハウス(免税館)内のヴィーデン劇場にて、一座の上演を行っていた。

フリーメイソンについてはよくわからない。新興宗教か?慈善団体か?
しかし、この「魔笛」のなかでは「夜の女王」の支配する国と対局にあるものとして「フリーメイソン」的な国があるようだ。
時代設定は古代、舞台はエジプトらしいが、架空の世界。

「魔笛」のもっとも有名なものは「夜の女王」の超絶技巧「コロラトゥラ」の「アリア」である。アーアアアアアア♪
「夜の女王」のアリアの壮絶さは、1説によれば、モーツァルトの姑の叱る声だとも言われている。
それから「パパゲーノ」と「パパゲーナ」のテンポのよい歌も見どころです。パパパパパパパパ♪

《注》2つのユーチューブは「ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ」のものではありません。

舞台装置はかなりシンプル(というか、1つ。)で、2つの国の区別は照明の色などで分けています。
気にいったのは衣装。その時代の衣装を忠実に再現しています。
昨今、オペラの舞台を現代に置き換えた、ファッションショーのようなものは好きにはなれません。

タミーノ王子はパミーナと、パパゲーノはパパゲーナと結ばれるため、大祭司から与えられる試練は、
「沈黙」「火」「水」……「夜の国」とどっちが地獄なのだろうか?