発達トラウマ障害(DTD)の子どもは、不信の塊。人を信頼したり、任せたりが出来ない場合が少なくありません。すると場を仕切り、人をコントロールしようとします。グリフィンは子どもでも、大人を手繰り、手玉に取ろうとしたと言いますね。無知無恥夫婦の片割れも、そのような不信の塊のすれっからしです。一番教育に関係してはならない人物です。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.342の、第5パラグラフから。
里子ケアの世界では、「不変性」が業界用語になっています。そのモットーは、「1人の世話する大人でして、それだけが必要です」。しかしながら、10代の子どもは親元から離れるのが自然ですから、グリフィンが言うには「10代の自分達にとって一番の不変性は、確かな友達グルーブだ」ということです。プログラムでは、その確かな友達グルーブを提供しています。もう1つ、里子ケアの業界用語は、「自立」です。この言葉に対抗して、ポールは「お互いさま」と言う言葉を持ってきました。ポールは次のように言ってます、「私どもはみんな、お互い様でしょ。子どもたちは、世間様に、たった一人で出ていくように問いかけて、自立するように言う、という考えは馬鹿げています。子ども達には、お互い様を教えなくっちゃ。お互い様を教えることが、人との関わり方を教えることになるからです」と。
頭ではなくて、生活の中で学んでいるが大事だと分かり件です。暮らしの中には、様々なお互いさまが、様々な形で存在するのが世の常ですね。人との関わりもお互いさまで成り立っていることに違いはありません。
お互い様を学ぶことが、人との良い関わりを学ぶことに繋がっていますよね。
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