エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#退行 #不登校 の中にある #光るチャンス

2018-09-16 07:25:45 | エリクソンの発達臨床心理
 
#過去イコール眼の前 #無謀なセックス好きなジョアン #なんで自分はそうなるの? #やっぱり性的虐待
     発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間......
 

 

 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 P.106,下から4行目途中から。ここ数日分も,ご一緒に。


 

 青年期理想

 本当の自分と真実


 子ども時代の終わりに,自分自身で見通す「自分がやるべき役割(ミッション)」は,条件さえ良ければ,全ての役割の中で一番確かな役割になります。というのも,ミッションのおかげで,様々な技術の点で,私どもは確かにされますし,私どもは,目に見える仕事の中で,生きがい感を(自分には値打ちがある,と)体感することができます。しかし,思春期は不安定ですし,子ども時代を卒業しなくてはなりませんし,また,時代も不安定ですから,様々にぶつかり合う自己イメージが生まれてきます。それは,私どもは労働者としての顔があるだけではなくて,パートナーとしての顔,親としての顔,市民としての顔も心の中に備えておかなくてはなりませんし,自分はまるで機械がうまく動くため,効率よく役割を熟す為に犠牲にされている,と感じることもある時代と同じです。私の他の本で何とか申し上げたことを手短に申し上げますと,聖書の神様と一心同体になる道は,子ども等が,子ども時代に終わりに,自分自身にとっての意味と,自分にとって大切な人にとっての意味と感じられることが,やり取りがあってピッタリと一心同体になっているのか,次第です。若者が退行しがちなのは,心の中で遊んでいるあの子どもに触れる中で不動にされるためですし,若者が「不登校に(会社に行かなく)」なりがちなのはも,時の中で力を得るためです。



 退行,不登校,不出社(会社に行かなくなる,を不登校を参考に表現しなおしたもの)は,世間的には芳しいことではありません

 しかし,そのように通念にありがちですが,本当の意味は正反対です。退行は輝く,不登校は輝き,不出社は光そのものです。大切な光のチャンスになります。

 

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