#過去イコール眼の前 #無謀なセックス好きなジョアン #なんで自分はそうなるの？ #やっぱり性的虐待

 

 

 

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インターメッツォ：　日本の税金が高く感じる訳と、　財政赤字1,000,000,000,000,000円と信頼の赤字

   いつでも大事なのは、最初の感動と、最初の精神なんです。   　ルターは「地獄の沙汰も金次第」のあり様を捨て置けなかったのです。　Young Man......

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　ヴァン・デ・コーク教授の 　The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma　『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ　：　脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか？』

　第１７章。「バラバラな自分をまとめる：決めるのは自分」です。p.288，第２パラグラフから。

 

 

 

 

 

 

　次の数週間以上，ジョアンが私に話したことは，母親の恋人から，ずっと，性的にいたずらされていた，ということでした。それは，おそらく，ジョアンが小学校１年生か２年生のことらしい。ジョアンは，自分の身の周りの関係は「いかれた」と思いました。ジョアンはご主人に要求がましく，文句をつけていましたが，それは，ご主人に対して性的な望みがなくなっていたんですが，ジョアンはセックスには熱心で無謀でした。しかし，セックスは何時でも同じ結果になりました。セックスをしている途中で，ジョアンは突然怖くなり，ボールみたいに背中を丸めて，幼い女の子みたいにシクシク泣くんです。このように場面になると，ジョアンは混乱し自己嫌悪に陥りましたから，セックスの相手にそれ以上何かをするのに耐えられなくなったんです。

 

 

 

 

 

　ジョアンは，「なんで自分はそうなるの？」と繰り返し思ったでしょうね。でも，その答えが分からずにずっと来たはずです。ヴァン・デ・コーク教授に出会うまで。

　これは，性的虐待された過去の場面が，現在にいつも侵入してきたことになりますね。　ユダヤの言葉では，「過去」は「前」と同じ意味だそうですけれども，辛い過去，悲しい過去を，ごみ箱に捨てても，かならず，目の前に突き出される，という心のカラクリを，ユダヤの民は知っていたんだろうと思います。

　ですから，サイコセラピストは，過去が現在に侵入するのではなくて，現在から，過去を能動的に再体験できるように助けることが，仕事の半分になりますね。