この女子高生は,ブログの内容と関係ありません。
7つの舞台の果実 : 揺ぎ無い確信反抗的人間 Noとハッキリ言う≪市民的勇気≫ 先日このブログでご紹介しました、岡田尊司さんの『子どもが自立できる教育』の一節。「ヨーロッパの教育......
今宵の聖書の言葉は,息,呼吸,πνεῦμα プネウマです。
もともと「動いている空気」のことですから,「風」の意味にもなれば,「息」の意味にもなります。しかし,それだけではありません。「息」がなければ,「命」もありませんから,「命」という意味にもなれば,「心」「人格」がなければ,生きていても死んでいるのと同然ですから,「心」「人格」という意味にもなります。
これは,それぞれの結びつきを,ユダヤ・キリスト教の文化の人々は実感していたからでしょう。でも,「息」という漢字が示すように,「息」と「心」の結びつきを知っていたのは,中国の人々も同じでしたね。
赤ちゃんの頃から家庭内暴力を繰り返し見せられてきた,あるいは,そのとばっちりを受けて来た子ども。残念ながら,今のニッポンでは,少数者ではないのです。ごくごく「普通」,巷に溢れているんです。本当に残念なことです。家庭内暴力を繰り返し見せられてこたことが,発達トラウマとなり,発達トラウマ障害(DTD)になって,不眠になって,摂食障害になって,学校にも行けなくなって,…苦しんでいた子どもが,「息」を意識的に整えることで,回復に向かっている…。
聖書の言葉は,実にリアルなものである,本当のことを教えてくださるものであるということに改めて思いが至ります。それと同時に,この子どもが,その本来持ち合わせている,強いヴァイタリティ―と,実に晴れやかで伸びやかな人柄を回復して,周りの人に笑顔を届ける日を,祈りの中で,もうすでに見ている思いがしますね。
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