発達トラウマを抱えている人は、アメリカでも日本でも、ビックリするほど多いんですね。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.241の、ブランク後の、第6パラグラフから。
この研究者らは、学生たちに、健康について質問をして、その学生たちが、大小の自分の健康問題について、自発的に話してくれたことに驚きました。それは、ガン、高血圧、様々な潰瘍、インフルエンザ、いろんな頭痛、耳の痛み。子どもの頃の、性的トラウマの経験を報告してくれた学生は、前年に平均1.7日間、入院していました。それは他の人の2倍です。
いかに発達とウラマが、様々な健康被害をもたらすかが分かりますでしょ。発達トラウマの表現型は様々ですから、その表現型事態に囚われずに、その根っこにある発達トラウマを丁寧に、創造的に表現してもらうって、受動的に病気で表現せずとも済むように支援することが必要です。病気で受動的に表現していたら、自分の体験として、能動的にまとまりを付けるのは困難ですが、能動的に、他の形で表現できれば、折り合いをつけやすくなるからです。
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