エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

リバウンドの悲しい訳

2016-12-05 04:26:05 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
本物は攻め上手ではなくて、受け上手
   生死を決する分かれ道  科学技術はいくら役立つモノでも、所詮技術。ガンディーのような指導者に、無垢で無私な指導者に従って生きたいものですね。 p2......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.146、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 ところが、フェリッチが数か月後にこの女性に会った時、「こんなに短期間に、人ってこんなに太れるの?」と思う以上に、この女性は太ってたんですね。何があったというんでしょうか? 分かったのは、この女性は新たに痩せたおかげで、男の同僚が魅力を感じて、彼女にちょっかいを出して、「今度どう?」、と誘ったんです。この女性は、帰宅すると食べだしたんです。起きてる時にも、たらふく食べて、寝ている時には夢遊病になって、食べたんです。フェリッチはこの極端なリバウンドについて詳しく調べたら、この女性は、長い間お爺さんと近親相姦があったことが解かったんです

 

 

 

 

 

 お爺さんに近親相姦されて、嬉しい人っていないでしょ。いえいえ、苦しくて悲しくて、心のやり場のない、オゾマシイ体験だったに違いありません。

 セックスは、ですから、オゾマシくて、避けなくてはならないものになりました。夢遊病になっても、避けたいものだった。無意識の猛烈な力が解かりますでしょ。

 

 

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