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発達トラウマ障害(DTD)の診断に必要な、生育歴の確認小さな哲学者たち 小学生は小さな哲学者。心理臨床をしていますとね、そう感じることが、度々あるんですね。でも小学生ですから、難しい哲学用語を使う訳......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.305,第2パラグラフから。
今宵も, PBSP(Pesso Boyden System Psychomotor) psychomotor theraphy,ペッソ・ボイデン体感療法 https://pbsp.com/,のワークショップを,ヴァン・デ・コーク教授自身が行っている,フィリピン系アメリカ人で,明るい発達トラウマ障害の女性,マリアさんとのセッション。マリアさんが,お母さんを非難した後,自分の願いを≪話し言葉≫にすることができました。
その次に,私はもう一人のメンバーに,理想的な母親になってもらおうと申し上げると,マリアさんは,もう一度部屋の中をじっくり見渡して,エレンさんを選びました。エレンさんはセラピストであり,武道家でした。マリアさんは,自分とお母さんの間の,右のクッションに,エレンさんに座ってもらいました。そして,エレンさんに「私を抱いて」とお願いしました。「マリアさん,あなたは理想的なお母さんに,お父さんに向かって何と言ってほしいですか?」と私が尋ねましたら,マリアさんは「お母さんに言ってほしいのは『お父さんがそんな言い方をするなら,私は家を出ますし,子どもたちは私が引き取ります。ここにいつまでもいて,こいつの話なんか聞いてやるもんですか」ってことです。」と答えました。エレンさんは,マリアさんのこの言葉を繰り返しました。そこで私は尋ねました,「今はどんな感じですか?」と。マリアさんは応えて「いい感じです。心が楽になりましたから。息も楽ですし。身体の中で元気なダンスをしているみたいです。とてもいい感じです。」と言いました。「証人の皆さんは,マリアさんがとてもうれしそうだって,わかりましたよ。お母さんが,『私は金輪際お父さんにひどいことは言わせませんから。子どもたちは私が引き取ります』と言うのを,マリアさんも聞きましたもんね」と私は申し上げました。マリアさんはむせび泣いて「安心できて,ハッピーな子でいたかった」と言いました。何人もの人が静かに泣いているのが,目の端からチラッと見えました。安心して,ハッピーになりたかった,というマリアさんの願いが,その人たち自身の願いと響きあったからなんですね。
ここが,ペッソ・ボイデン体感療法の優れた点でしょうね。一つは,最深欲求をイメージしたような理想的な親の≪イメージ≫を,≪話し言葉≫にするだけではく,具体的に再現して≪出来事≫にしている点です。もう一つは,主人公になった人ばかりが見るのでなしに,参加者の多くの人と,響きあう感じで≪共に見る≫点です。
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