エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)の子どもの支援には、情緒的な発達のアセスメントと、支援チームが必要!

2016-09-02 05:46:36 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 

 
日本人の心の平均値は、幼稚園生未満!?
  高い目標のもと、合意を作り出したいものですね。 The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p71の第2パラグラフから。 ......
 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども。ポケモンこそがコナーの情緒的な発達にピッタリ、とブルース・ペリー教授は見たことには、その発達の見極める眼力と。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.150の、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 コナーは、癇癪を起さずに、高校を卒業して、大学に進学しました。コナーは、私どものクリニックのチームから少しばかりの支援を受けて、情緒的な発達の観点で見て「連続的な」発達を続けていました。私どもはコナーが、学校が休みの時に会いました。コナーは対人関係が育っていました。治療がうまくいったと分かったのは、コナー(今は、コンピーター・プログラマーをしています)が、私に「次のレッスン:女について!」という頭書きのEメールを送ってくれた時でしたね。

 

 

 

 

 本当の大成功でしたね。それは、繰り返しになりますが、知的なレベルや、実際の年齢ではなくて、心の発達、情緒的な発達に合わせた支援が必要です。発達トラウマ障害(DTD)の子ども等の支援には、情緒的な発達をアセスメント出来る人がいること、そのアセスメントに従って、支援するチームの両方が必要です

 

 

 

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