エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考: 忖度=自分が損することが怖い

2017-04-04 07:56:52 | 間奏曲

 

 

 
社会病理の根っこ
   名前には、意味があるだけ  オッカム主義の神様は理性の神様、理神論です。機械仕掛けの神登場です。 Young Man Luther 『青年ルター』......
 

 

 忖度。読めませんでしたが,今は読めます。

 でも,意味はなんとなく分かったいましたが,ハッキリとは分かりませんでした。

 いまは,ハッキリ分かります。鴨武彦先生のことを思い出したからです(鴨武彦教授)。 

 太平洋戦争前,昭和11年,226事件の後,戦争と言う国策に反対すると,いのちの危険を感じた。だから「戦争反対」と言えなかった。鴨武彦先生はそう教えてくださいました。

 いま,アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達のやる,人間らしい暮らしを壊すいろんなことに反対すると,命の危険はないかもしれません。でも,国立市元市長の上原公子(ひろこ)さんが,3000万円以上の賠償金を,最高裁の鬼畜(鬼頭)判事によって,吹っ掛けられたり,沖縄高江の基地反対のリーダー,山城博治さんが何カ月も豚箱に入れられたりしますでしょ[http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/84618]。経済的,社会的に,大損ですね。

 それで,昔のヒットソングに擬えて,「私は,以下の結論に達したのであります」。

 忖度,それは,

それじゃあなくても,同調主義,同調圧力に屈して生きる場合が多いのに,損することが嫌なばかりに,その見せしめを目の当たりにして,腰が一層引けて,ますます同調に傾斜すること

 という意味です。

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