エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

演劇=ティク・ナット・ハーンさんのマインドアルネス=カール・ロジャースの自己一致  改訂版

2016-05-14 07:40:13 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
高い高い、性のエートス
  女が弱みにつけ込まれるのは、文化状況の故ですね。その際には、女は男に頼らざるを得ない社会状況が背景をなします。 The life cycle cpmple...
 

 

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.337の、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 それぞれのプログラムの違いに関わらず、こういった延元トラウマ療法のプログラムは、共通する土台があります。すなわち、人生の辛い現実に向き合い、ひとりびとりが分かち合う集団行動を通して、象徴的に脱皮することです。愛憎、攻撃と撤退、屈従と裏切りが、恐怖の元であり、トラウマの元なんですね。文化として、私どもは、本当に感じていることから、自分をきり離すように、仕込まれています。ティナ・パーカー、すなわち、「シェークスピアと仲間たち」の創立者の言葉で申し上げれば、「役者たちを鍛えることは、この自分の気持ちを避ける傾向に反逆するように人を鍛える、ということも含んでいます。単に、深い気持ちを感じろ、というのではなく、その場その場で感じている気持ちを、見に来た人たちに、手ずから届けるからこそ、見に来た人も、その場その場で感じている気持ちを感じることができる、というように鍛える訳ですね。その場その場の気持ちに逆らって、気持ちに蓋をすることじゃぁ、ありません。」

  

 

 

 

 素晴らしいですね。この件は、ティク・ナット・ハーンさんが、マインドフルネスを説いている件のようです。演劇は、禅にも通じる境地ですね。あるいは、カール・ロジャースにも通じるものじゃぁ、ないかしらね。

 味噌は、その場で感じている気持ちをまず、自分が感じていることを、意識することでしょう。すると、それが見ている人達にも、伝わっていくのだと思います。

 いまニッポンの学校や児童施設の多くでやっているような、大人が子どもをコントロールして、子どもが、その場その場の気持ちに逆らって、気持ちに蓋をさせるようじゃぁ、セラピーに逆行し、虐待になっちゃいますね

 演劇=ティク・ナット・ハーンさんのマインドフルネス=カール・ロジャースの自己一致なんでしょうね。

 

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