エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

自分の手で、将来は変えられるぜぇ!!

2016-06-07 01:19:06 | 聖書の言葉から

 

 

 
≪いまここ≫をホントに生きてる?
   温もりと学び  見ることの三項関係 心はこの三つが結びついてできるものなのです 加藤周一のような...
 


 日本でも、アメリカでも、バカ役人は、子どもの人権や人格よりも、決まりを優先しがちです。人類への犯罪者ですね。

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.342の、初めから。

 

 

 

 

 

可能性プロジェクト

 

 ポール・グリフィンのニューヨーク市の「可能性プロジェクト」では、役者たちには、出来合いの台本は渡されません。その代わりに、9カ月以上に渡って、役者の人たちは週に3時間会い、自ら一編のミュージカルを書き、そのミュージカルを何百人もの人の為に演じます。20年の歴史の中で、「可能性プロジェクト」は、1人の腰の据わったスタッフと強固な伝統を育んできましたね。ぞの制作チームも、卒業したばかりの卒業生たちがメンバーで、プロの役者やダンサーや音楽家の人たちの助けを借りて、台本を書き、舞台をデザインし、振付を考え、新入りのためにリハーサルをします。こういった新卒業生たちは、どういう役回りをすればいいのかを示す強烈なモデルになります。ポールが言うように、「新卒業生がこのプラングラムに入ってくる時、生徒たちは何か新しいこと等できはしないと思い込んですまよ。でもね、こういったプログラムを一緒にしているとね、自分の将来にとって、経験を変えられる、って感じになっちまうんですよ」ということでしょうね。

 

 

 

 

 

 これは大きな変化です。発達トラウマ障害(DTD)の子ども達、青年たち、大人たちは、根源的不信の塊です。ですから、人も信じられなければ、自分も信じられませんし、未来に対して、「どうせダメだろぉ」という感じが強烈です。

 一緒に演じることを考え、実際に演じていくことが、そのあきらめの境地を変えることが出来る。素晴らしいですね。

 自分の手で、将来は変えられるぜぇ!!

って思えるようになるのですからね。

 

 

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