「発達トラウマ障害≒愛着障害」と診断・アセスメントすることの大事さを、改めて考えていただけたらいいですね。
発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、ADHDと一番間違います。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の55日目。
今朝は、妥当性と信頼性の章の26日目。今日は、双極性障害。躁うつ病のことです。
双極性障害
感情をコントロールできないこと、衝動性、現実のゆがみで、双極性障害に診られるものは、発達トラウマ障害(DTD)と被ります。しかし、発達トラウマ障害(DTD)に診られる感情がコントロール出来ないことは、そう状態とうつ状態を行ったり来たりすることだけに限りませんし、発達トラウマ障害(DTD)には、自分の気持ちを覚えていない解離や、自分の気持ちが消えてしまうような感情マヒもあります。そう状態は誇大な態度の人の特色ですが、自分の感じが傷を負っているか、あるいは、自分の感じを失っているのが特色です。発達トラウマ障害(DTD)は、目的のある行動が増えたり、眠る必要が少なくなったりすることが特色にはなりません(ただし、他の睡眠障害があるやもしれません)。双極性障害に関係する衝動性は、発達トラウマ障害(DTD)の見られる様な、緊張が弱め、恐怖に根差す、危なっかしいことをすることは含みません。双極性障害という診断名は、発達トラウマ障害(DTD)に診られる対人関係が上手くコントロール出来ないこと(人を信頼できないことや、人の気持ちが分からないこと、人とやりり取できないこと、助けを求めることができないこと)には、対応していません。ただし、うつ状態やそう状態の2次障害としてはあり得ます。
自分の気持ちを覚えていない解離や、自分の気持ちが消えてしまう感情マヒがあったり、人を信頼できないことや、人の気持ちが分からないこと、人とやりり取できないこと、助けを求めることができないことがあれば、双極性障害ではなくて、発達トラウマ障害(DTD)と診断することになります。
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