「発達トラウマ障害≒愛着障害」と診断・アセスメントすることの大事さを、改めて考えていただけたらいいですね。
発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、ADHDと一番間違います。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の63日目。
今朝は、妥当性と信頼性の章の34日目。PTSDとの鑑別の続き。
発達トラウマ障害(DTD)の診断基準Aの子ども達は、普通の精神病のせいでもありません。フォード、オコーナー、ホーク(印刷中)が示していることは、発達トラウマ障害の診断基準Aの子ども達は、養育する親がいない、問題行動がある、体重(訳注:摂食障害のために体重の増減が極端にある)の履歴のある精神病のために入院している、他の子ども達と鑑別できる、ということです。
発達トラウマ障害(DTD)の子ども達は、 幼いころから、親の暴力などを見たり、受けたりする、養育者がコロコロ変わることから安心・安全を貰えるような養育環境がない、ということが、発達トラウマ障害(DTD)の診断基準Aでした。そういう、発達トラウマ障害(DTD)の子どもは、第一義的には、他の精神病とは鑑別できる、という訳です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます