#発達トラウマ障害の子どもの３つの気持ち #本当の自分もなし と #オリエンテーションもない

 

 

 

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喉から手が出るほど欲しい希望

   話し言葉によって、≪自分を確かにさせる≫時代　ルターは、本当にラッキーでした。　Young Man Luther　『青年ルター』p.224の第２パ......

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　ヴァン・デ・コーク教授の 　The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma　『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ　：　脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか？』

　第１２章。「思い出すのが，耐えられないほどの重荷」です。p.199，最後のパラグラフから。ナンシーの話の続き。

 

 

 

 

 

　「それで，突然，右の卵管が，焼き鏝を衝撃が始まったんです。何人かが笑うのが聞こえて，どこに自分がいるのかちょっとの間分からなくなったんですね。私は拷問室にいると思っちゃったんですよ。この人たちは，何にも知らせぬまま，なぜ私をゴ拷問にかけるのか，分かりませんでした。…私の世界は手術台の周りの小さな空間に縮こまってしまいました。時間の感覚がなくなって，過去も未来もなくなりました。あるのは，痛みと恐れとおっかない気持ちだけでした。私はすべての人から切り離されて独りぼっちと感じました，周りに人はいるのに，心の底から独りぼっちでした。その場が私にのしかかってくるんです。」

 

 

 

 

　ナンシーさんは，ヴァン・デ・コーク教授のいう通り，非常に感性が豊かで，しかもその感性を的確に言葉にできる知的に高い人ですね。

　発達トラウマ障害の子どもらの気持ちを的確に，大人らしく，表現しています。

発達トラウマ障害の子供の地持ちの特色は，

　１）心底独りぼっち

　２）痛み，恐怖，おっかない気持ちが強烈

　３）時間感覚がないから，現在過去未来がわからない

の３つです。本当の自分もオリエンテーション（見当識）も失っています。