エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#内的家族システムIFSは,#内省システム

2017-09-08 02:30:51 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

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マリリンの転換反応
   私学よ、お前もか! 改訂版  今晩も、日本の個人と組織の問題を考えます。 西武と言えは、西武鉄道、西武バス、西友などを傘下に持つSEIBUを想像し......
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.286,ブランクから。 

 

 

 

 

 

 心の風景を知っていく

 

 

 セラピストの役目は,患者さんがこの混乱したものを,別物として分けて,「ここは,ちょっびり子どもっぽいところですね。あそこは,もっと大人のところですが,犠牲者みたい」と言えるように助けることです。患者さんたちは実際には多くの自分が好きじゃないかもしれませんが,そんな自分も自分の一部だと認めることが,おびえたり,圧倒されたりすることを減らしてくれるんですね。次の段階は,その防衛的になっている自分に,一時「後退」してもらって,その防衛部隊の自分が何を守っているのかが見てわかるようにすることです。これを繰り返すとき,防衛的になっている自分と「本当の自分」が区別がついて,マインドフルに自己観察するゆとりができます。患者さんたちは,自分の恐れ,激しい怒り,嫌気を持ちこたえ,好奇心と内省の対象にすることができます。安定して「本当の自分」から見た見通しを持つことから,その他の自分とも,心の中で建設的な対話ができます。

 

 

 

 

 

 内的家族システムIFSは,内省のために大切な方法論ですね。セラピーの基本は内省ですから,内的家族システムIFSは,セラピーの基本に忠実です。

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