心理学クラシック : 遊びの規範命を忘れがちな技術偏重の見方 日本の公教育の病理 その2 ヤクザナ教員に、パレーシア 日本の公教育の病理は、「言ってること」と「やってること」の......
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Insight and responsibility p.112,3行目途中から。昨日の部分の直前。
症状がなくなる,ってことは,序(ついで)の話でしかありませんからね。心の病が治ったことをしめす決定的な判断基準は,何か正しいことをひた向きに追い求める立場に,決して諦めずに踏みとどまる力が増すことにあります。その正しいことは,人を大切にすることでも,仕事でも,家庭生活の話でも,友人関係,政治参加の話でもいいです。しかし,私どもは,人間の強さについて本格的に議論することから,内向きに逃げてきたことは真実でしょ。たとえば,赤ちゃんの時からの最も深いところから心が病んでしまうことと,希望を生み出す,根源的に良い心の習慣が母親にないことには,深い繋がりがあることや,強迫的な症状(訳注:自分を抑え込んだ,我慢が基本形で,アルコール依存症,買い物依存症,薬物依存症などの様々な依存症や,ルールをコマゴマ守ったり,子どもらに押し付けたりすることも含まれる)や衝動的な症状(訳注:自分を暴力的に力んで出す,爆発が基本形で,暴飲暴食,暴走運転,通り魔,猟奇的殺人などもこれに入る,我慢と爆発はどちらかが優勢になる場合が多いけれども,基本形には我慢と爆発を行ったり来たりする)と,母親の心から優しい心の習慣において,根源的に弱さがあることに,深い繋がりがあることに,合点がいきますよ。
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心が秩序を取り戻す課程のある部分を,「意識が意識と響きあって一心同体になる」と呼び,このタイトルの下で,新たな観察を徐々に蓄積しています。しかし,この秩序を取り戻す回復過程によって,ある人に,ある時点で,ある状況下で,エネルギッシュで確信に満ちた独特の雰囲気のある,一つもかけたところがない資質が与えられる人がいることも,私どもは知っています。私はこれを分類しようとは致しません。しかし,一言申し上げておきたいのは,エネルギュッシュで確信に満ちた独特の雰囲気のある人品が実際にあることを認めることなしには,人間の調和が一番うまくいった状態に関する真の見通しを持つことなどできませんし,それを持たない人たちの悲劇の最も深いところも,理解できませんからね。
エリクソンは,ヴァン・デ・コーク教授と違って,脳科学的な知識は,まだ知らなかったのにも拘らず,ヴァン・デ・コーク教授と同様に,0歳,1歳の母子関係と一番重たい心の病,発達トラウマ障害DTDとの関係を,脳の働きを媒介として,深く理解していたことに,間違いありません。
エリック・エリクソンは,天才的な臨床家です。
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