いまどきのニッポンに大流行りの「ウソとゴマカシ」だらけの、「ウソとゴマカシ」病は、「流行り病」ではなくて、通奏低音として、日本史上、ズゥート続いている「無意識の暴力」に日本人がさらされ続けている、という訳です。それは「≪いまここ≫のご利益、我利我利」依存症です。
ということは、日本の民主化とは、セラピー同様、いまどきのニッポンの「≪いまここ≫のご利益、我利我利」依存症、目先の利益中心主義を意識化し、治療していくことと、同時並行でなくてはなりませんね。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p96の、下から6行目途中から。
しかし、最後的には、このように、革命的に生き方を変えることに伴う、多角的な視点で見ることによって、人間の心は適応する力を、再び確かにさせることができますし、非常に合理的で大事な、そして、進取の気質に富む人品も豊かにすることも出来ます。相対性は、はじめは、耐えられない程相対論的な意味しかありませんでしたし、シッカリした人間らしい「見方」の基盤を取り崩すようにみえたけれども、根源的に変わらない存在において、相対的な見方が、お互いに「和解し合う」という、新しい展望を開くことになります。
いまも、相対性の時代です。多元的に物事を見ることが要請されています。ですから、その多元的な見方を調整するためには、話し合いが欠かせません。でもね、それはそのたくさんある見方が、その見方の持ち主が、別の見方や、別も見方の持ち主に対して、その価値を富目ていく心の姿勢が大事でしょ。展望が開かれるのは、その先だ、と言うのが、エリクソンの主張でしょう。
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