昨日の晩に、中川翔子さんの高祖父、伊藤一隆と内村鑑三のことをブログに書いて、大変好評を得ました。ブログアクセスも、3年近くやってまして、最高記録だったみたい。それに気をよくしたわけでは必ずしもないのですが、『旧内村全集』の同じ19巻 p.154に「成功に秘訣」と題する10カ条があるのを見つけましたので、それをご紹介しようと考えたわけですね。66才とありますから、亡くなる3年前、最晩年の内村の所感になります。ただし、旧字体は、現在の字体に置き換えています。
六十六翁 内村鑑三
一、自己に頼るべし。他人に頼るべからず。
一、本を固くすべし。然らば事業は自ずから発展すべし。
一、急ぐべからず。自動車の如きも成るべく徐行すべし。
一、成功本位の米国主義を習うべからず。誠実本位の日本主義に則るべし。
一、濫費は罪悪なりと知るべし。
一、能く天の命に聴いて行うべし。自ら己が運命を作らんと欲すべからず。
一、雇人は兄弟と思うべし。客人は家族として扱うべし。
一、誠実に由りて得たる信用は最大の財産なりと知るべし。
一、清潔、整頓、堅実、を主とすべし。
一、人もし全世界を得るともその霊魂を失はば何の益あらんや。人生の目的は金銭を得るに非ず、品性を完成するにあり。
コメントをする必要性がありません。
しかし、敢えてコメントをすれば、成功の秘訣は「誠実」にある、ということでしょう。内村は「誠実」という言葉を2度使っていますからね。成功の秘訣なのに、成功本位ではなくて、誠実本位でやんなさい、と言うのですからね。
ウソとゴマカシだらけの、立派な依存症!! アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちはじめ、東電、東芝、三井不動産レジデンシャル、東洋ゴム、化血研(化学及び血清療法研究所、http://www.asahi.com/articles/ASHC53D16HC5ULBJ006.html)、理化学研究所、明治大学法科大学院教授(司法試験の問題をコッソリ生徒に教えた)、発達トラウマを負わされた愛着障害の子どもが、こんなにたくさんいるのに、児童精神科医のほとんどが、発達トラウマのことを知らずに、間違った診断、間違った投薬をして、無駄なお金と、無駄な税金を使わせている…〈キリがありません〉にあっては、この10カ条の1つでも、実行すれば、もう、天と地の差の、政治活動、企業活動、研究活動などができること、間違いなし、ですね。
内村がここで言う「誠実」とは、神様と内村の関係が「誠実」であるから、内村と人との関係も「誠実」だ、という対応関係があって初めて、人にも薦めることが出来たんだと思います。
それは、内村の弟子の矢内原忠雄先生の、さらに弟子だった、高橋三郎先生と神様の関係が「誠実」であったから、高橋三郎先生も人に対しても「誠実」だ、と言う対応関係があって初めて、人にも、「キリスト教愛真高校」の生徒にも、「誠実」、「真実」を薦めたのと同じでしょう。
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