「発達トラウマ障害の子ども等に『正しいこと』を押し付けることは、虐待だ」女の子の成長は、性差をどれだけ認めるかで変わってきます 女性の発達にどのような変化をもたらしたのでしょうか? The life cycle c......
日本の学校制度は,今や崩壊しています。このブログでも,繰り返しご指摘しているところです。
初めての方もいるかもしれませんから,要点だけを繰返すことにしましょう。
ご自分の体験から考えていただきたいのですが,ニッポンの学校って,子どもと教員が,何かを共に見る,共にすることが多いでしょ。授業でしたら,黒板を「共に見る」でしょ。他にも,校則,時間割,年間スケジュール,遠足に行った話…。これは,子ども・教員・見る対象と言う三角形の関係ですから,三項関係,triadトリアドといいます。
ところが,今のニッポンは,発達トラウマ障害(DTD)の子どもだらけ。少なく見積もっても,半分の子どもが発達トラウマ障害(DTD)です。発達トラウマ障害(DTD)の子どもは,お母さんとの一対一の関係,愛着関係,二項関係,dyadダイアドが出来てません。二項関係が出来ないのに,三項関係で何かを「共に見る」ことはできますでしょうか? 出来るはずがありませんね。
ニッポンの学校制度は,子どもか愛着関係,二項関係がある,という前提で成り立っている以上,半分以上の子どもが真面な二項関係が出来ていないのですから,ニッポンの学校制度は,崩壊しています。ですから,
学級崩壊ではなく,学校制度崩壊
が,事の事態を正確に表現しています。
このように話せば,教員でも,割合理解してくれる人もいます。すぐに学校制度を変えることはできませんけれども,学校制度崩壊なんだ,ということを自覚して,子どもと関わることは,とっても,とっても大事なことですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます