発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.155の第2パラグラフから。
アカゲザルも人間みたいに、アタッチメント、愛着のパターンがあります。アカゲザルの赤ちゃんも、母親のアカゲザルとどれだけ親しい触れ合い次第でして、ボールビーが人間において観察した時と同様、アカゲザルの赤ちゃんは、身の回りの世界を探索したり、怖くなったり、迷子になったりした時には、母さんアカゲザルのところに逃げ帰ることによって、発達します。アカゲザルの赤ちゃんは、さらに母さんアカゲザルから離れて1人でいられるようになると、仲間と遊ぶことが、どのように生きればいいのかを学ぶ一番の方法になります。
アカゲザルの赤ちゃんも、全く人間と同じですね。
今のニッポンの子ども等は、アカゲザルにも及ばないのかもしれませんよ。発達トラウマ障害(DTD)のために、お友達とうまく関われない子どもが増えているのです。母親の長時間労働のために、赤ちゃんが母親との愛着関係が上手に育っていないからです。
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