矛盾の中にも一致点を見出すのは、黄金律の実践的特色を示していると思います。
p220下から6行目途中から。
人を大事にできるならば、それは最高でしょ。経済的装置は人の役に立たなくちゃあ、なりませんし、人が経済装置にためにあるんじゃぁありません。人は経験を分かち合い、仕事を分かち合うことができなければなりませんし、それは、せいぜい利益を分かち合うのとは全然違います。社会は、人がやり取りして、人を大事にできることが、その人の社会的実存と別々になるんじゃなくて、やりとりがあり、人を大事にすることと社会的実存が一致するように、組織されなくちゃぁなりません。
ここを読むと、日本の現状が真逆なのが分かりますよね。やり取りに乏しいし、人を大事にすることもなかなかできない社会でしょ。自分のことだけ、という人がどうしても多数派。自分のことだけしていても、自分のことさえできないことも知らないでね。
それでも、心ある少数の人が、やり取りと人を大事にすることを旨とする活動をしているのも事実。それを政治に活かすために、私どもは今度の選挙を活かしたいものですね。
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