エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

聖書の言葉 : συνεργῶ 神が共働してくださる時、全ては「善いこと」になる

2017-02-01 02:24:32 | 聖書の言葉から

 

 

 
霊的な教育は、内から湧き上がる力だぁ! 改訂版
在りし日の宮嶋眞一郎先生 「共働学舎」HPより  復活の言葉  脆さが強さになる。不思議でしょ。 p179の1行目途中から。     新たな始ま.........
 

 今宵のコラムの、宮島眞一郎先生と来れば、『新約聖書』の中にあるパウロの一番有名な手紙「ローマ人への手紙」、ロマ書と呼ばれることもある、その第8章28節です。いつものように、前田護郎先生の翻訳では、

28われらは知っています、神を愛するものには神が協力してすべてを善になさることを。

となります。

 この「協力して」は新共同訳では「共に働いて」になります。元のギリシア語は、συνεργῶ シュネルゴー  συν 共に+ ἔργον仕事、仕業 = 共働する 共に働く、協力する、という意味です。

「善」と訳されているのが、γασς アガソス。

 

 すべてのことが「善いこと」になる。人生に無駄はない。あらゆることにはとても大事な意味がある。神様が共に働いてくださるからです。ここに私どもキリスト者の希望がありますよね。

 宮島眞一郎先生が、共同学舎において、実践してきたことは、それを関わる全ての人たちに感じてもらうことだったと考えますね。

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