エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ホッタラカシにされる発達トラウマ障害(DTD)の子ども達

2016-06-08 06:13:39 | 聖書の言葉から

 

 

 

 
≪私≫の土台にあるのは、ヌミノース
  心からの悦びとキラキラした瞳ほど、素敵なものはありません 嘲りと堅苦しい眉間のシワほど、いやなものはありません。 The life cycle cpm...
 


 

 発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子どもにとって、お役所仕事とバカ役人は、役立たずではありません、有害です。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.129、最終パラグラフから。

 

 

 

 

 

 この医療的な悲観主義の故か、はたまた、ジャスティンの異常なケアの故か、ジャスティンは、言語療法も、理学療法も、作業療法もしてもらえませんでしたし、在宅サービスは、ジャスティンの年老いた養育かがりには与えられませんでした。アーサーは、自分が理解できる子育てに見合った養育しか選べませんでした。

 

 

 

 

 ヴァン・デ・コーク教授がDSM-Ⅴに発達トラウマ障害(DTD)を診断名として入れてね、と提案した提案書にありますように、発達トラウマ障害(DTD)はその多くがホッタラカシです。ジャスティンはそのホッタラカシの典型です。

 でも、これはアメリカに限ったことではありません。日本の発達トラウマ障害(DTD)の子ども達も、そのほとんど100%はホッタラカシです。サイコセラピストや児童精神科医で、発達トラウマ障害(DTD)のセラピーの出来る人に出逢えるのは、日本ではほとんど奇跡的なことだからです

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 養子に出された子ども達 | トップ | 発達トラウマ障害(DTD)はPT... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿