エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

養子に出された子ども達

2016-06-08 01:34:11 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
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 日本でも、アメリカでも、バカ役人は、子どもの人権や人格よりも、決まりを優先しがちです。人類への犯罪者ですね。発達トラウマ障害(DTD)の子どもが、仲間と一緒にいろんな役割をやったり、見たりしている内に、自分の未来を自分で選べるようになる感じです。

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.342の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 2010年、ポールは、アメリカ式の養子に出された子ども達向けのプロクラムを始めました。この養子に出された子ども達は、厄介な人たちです。養父母に育てられて成人して5年後、だいたい60%の養子が、犯罪を犯し、70%の子ども達が社会福祉の世話になり、地元の大学を出られたことは、たった6%というテイタラクです。

 

 

 

 

 

 アメリカで養子に出された子ども達は、養子に出される前に、ひどい養育環境(ACE)にいることが非常に多い。ですから、その養子のかなりの数が、発達トラウマ障害(DTD)を抱えています。ヴァン・デ・コーク教授が、予後に悪い結果を並べていますが、ある意味し方がありませんね。

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