マインドフルネスの効果は、息を意識して、自分が生かされていることに気付くことから生まれるんですね。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.209の第4パラグラフから。
気持ちの整理をすることが、トラウマとネグレクトの影響をコントロールする時の要ですから、教員らが、軍曹らが、養父母らが、心理の専門家らが、気持ちの整理をする術を徹底的に訓練しているかどうかで、大きな差が出ますよね。いま、保育所や幼稚園の教員らの業界は、いっそう このことが当てはまりますでしょ。この教員と保育士らは、毎日、未熟な脳(の子どもたち)を相手にして、衝動的な行動に向き合っていますから、気持ちを整理することに長けている場合が多いからです。
羨ましいですね。アメリカはなんだかんだと言われても、優れているところは非常に優れてますね。学齢前の幼稚園・保育所の教員・保育士は、子どもの気持ちを整理する術に長けている、と言うんですからね。それは、心優しい関わりです。
私も、長年保育所に関わってきた経験から申し上げるのですが、日本にもそういう保育士がいることも知っています。でもね、大きな声で子どもを怒鳴りつけるような保育士も少なからずいることもまた確かですね。「決まりです」と強い口調で言う人も少なくありません。そうすると気持ちを整理することになんないですね。むしろ、気持ちを抑え込むことになっちゃいます。気持ちを抑え込むことが習慣になった時の、激しい怒りや憎しみが、後々になって、いろんな害悪を、その子にも周りにも及ぼすことになる、と言う見通しがないから、こんなバカにな関わりが出来るんですね。
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