エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#嫌いな自分 #明視する #共に見る人

2017-09-09 02:02:29 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

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   思春期に生じる人間力  ≪本当の自分≫を生かして生きるために、意識的に価値を選択していきたいものです。 The life cycle comple......
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.286,下から2つ目のパラグラフから。 

 

 

 

 

 

 患者さんたちは,いま課題になっている自分,価値がないし,見捨てられ,復讐心に押しつぶされそうな自分も自分の一部と認めなさいと言われます。「私の心の中の何のせいで,私がこんな風に感じるのかしら?」と自問する時,一つのイメージが心の浮かぶかもしれませんね。押さえつけられた自分は,見捨てられた子ども年寄けが人の世話に大わらわの看護師,みたいかもしれませんしね。恨みつらみの自分は,戦う海兵隊か,街の不良の一味みたいかもしれません。

 

 

 

 

 そんな連中とは,付き合いたくないかもしれません。

 それにもかかわらず,「受容しなさい」と言われても,できない話である場合のほうが多い。

 受容する力は,「外側」からやってくるもの,いただくもの,恵みです。

 嫌いな自分明視する,はっきりと見据える,あるいは,大まかに眺めるためには,快く「共に見る」人が一人必要です

 

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