エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)の子ども等が誤診される不幸

2016-10-24 07:06:24 | 間奏曲

 

 

 
愛着障害児支援に不可欠な自覚
  発達トラウマのある愛着障害の子どもが回復する最初は、子どもが笑顔になる場面を作るような関わりです。  ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the ......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.139。第4パラグラフ。精神疾患の診断の話。

 

 

 

 

 

 精神疾患の診断は、重大な結果を伴います。診断が治療も決めますし、間違った治療をすれば、悲惨な結果を招きかねませんでしょ。また、診断した病名は、人の人生に付きまとい、自分がどういう人間か? ということに決定的に影響します。実際に、「私は躁うつ病でした」、「私はボーダーラインでした」、「PTSDと言われました」と言う人にごまんと会ったことがありますもんね。それはまるで、モンテ・クリスト伯みたいに、地下牢行を宣告されたみたいなもんですよ。

 

 

 

 

 ここを読むと、発達トラウマ障害(DTD)の子どもで、ADHDだの、PTSDだの、うつ病だの、不眠だの、起立性失調症だの…と誤診されて、リタリンや、抗うつ剤や、眠剤などが出されている子どもがたくさんいることが、いかに罪深いか…も解かりますね。

 

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