エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ポケモンゲームは、心の発達にピッタリだった。

2016-09-01 05:40:16 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
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  分かち合う生き方が良いもんだという確信を持って生きていたいものですね。 The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p71の 下......
 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども。コナーがポケモンゲームにご執心なのは、ポケモンこそがコナーの情緒的な発達にピッタリ、だったからです。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.150の、第2パラグラフ、6行目途中から。

 

 

 

 

 

 

私はコナーにもジェーンにも話したことは、何時、何処で、ポケモンカードを不意に思い出すのか、ということでした。2人の子どもの関係をよくした方が良い、と思った訳です。というのも、2人の関係をよくすれば、2人の対人関係スキルの練習になると思ったからなんです。小学生がするような経験(ポケモン)を中継地点とせずに、2人が幼稚園生から高校生になることなんてできない、と思った訳ですね。なんせ、2人はぶきっちょでしょ。私は事情を学校とコナーとコナーの友達に話して、ポケモンをできるようにしましたけれども、ちょっと慎重に話をしたんですね。

 

 

 

 

 

 学校とテレビゲーム。日本の学校じゃぁ、「禁止事項」でしょ。「勉強」に関係のないポケモンゲームを持ってくることなんてね。でも、子どもの心の発達を考えたら、ポケモンゲームは不可欠だと考えたのが、ブルース・ペリー教授で、それを受け止めた学校も、学問的な成果にオープンな文化が生きていますね。

 

 

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