エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ジュリアンは,自己嫌悪・恥・激しい怒りの塊

2017-04-22 10:34:43 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
子どもが育つのは、遊びから
  今のニッポンは、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達の悪行極まる労働政策のために、子どもが親と一緒に過ごすという当たり前の幸せを奪われている、病んで不毛な社会なんですよね。......
 

 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.175, 第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 ジュリアンは,高校では人気のアスリートでした。友達も多かったんですが,自分のことは大嫌いでしたし,飲んだり,パーティーに明け暮れたりして勉強ができないことは隠してたんですね。ジュリアンは,人気があり,ハンサムでもあることを良いことに,たくさんの女の子たちとベッドを共にしてたことを,実は恥じてたんですね。ジュリアンは,その子たちに「ゴメンナサイと言いたい」と言っていました。

 

 

 

 

 

 ≪本当の自分≫の自分から逃げて,ウソとゴマカシの人生をやる典型ですね。飲んだり食べたり,女遊びをしたり…。でも,さっきの聖書の言葉みたいには,満ち足りた感じは全くしませんでしょ。むしろ,自己嫌悪と恥と激しい怒りの塊です。不思議ですね…。

 

 人は,≪本当の自分≫と向かい合って初めて,満ち足りることができます。不思議ですね。

 

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