発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.143、ブランク下、4行目途中から。
「自傷すると気分が良い」と言われてから、私は、なぜなのか? と自問しました。 動揺したら、テニスをしたり、きついマーティーニを飲んだりする人もいれば、カミソリで手首を切り裂く人のいますね。私どもの研究から分かったことは、子どもの頃に、性的虐待されたり、身体的虐待をされたりしたら、何度も自殺しようとしたり、自傷したりする、強い因子になる、ということです。自殺の繰り返しがとても幼いころに始まるのか? それとも、死んだり、自分を傷つけたりすることができると願うことによって、自分は逃げ出すことができると思うと、ホッとできるのか? は分かりません。自分を傷つけることは、自分のことを自分でコントロールする感じを取り戻したいという死に物狂いの試みとして始まるのでしょうか?
自分で自分をコントロールすること。子どもが2歳前後に身に着けることが望ましい、オートノミーの要になることです。それは、0歳の時に身につけておくべき信頼のない人には、無理な話です。
でも、その子どもは、その人は、何とか自分をコントロールしたいと死に物狂いで願う時に現れるのが、リストカット、摂食障害、自殺企図、仕切り屋の心理などです。
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