エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

年と共に、人はダメになるものなのか?

2016-02-25 07:57:59 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
生命そのものの鼓動
コマツグミ  朝の鳥のハーモニー。毎日耳をそばだてたいものですね。 The Sense of Wonder 『不思議を感じる心』から p85の下から4行目...
 

 子どもは我がままなくらいがちょうどいい。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の、p.108のからです。                    

 

 

 

 

 

 この疑いがかなり年寄りに戻ってくるのは、年寄りが自分の身体と人生の選択に対して自律する感じ・オートノミーを、もはや信頼できなくなる場合です。意志も次第に弱まるのも、いくら、安心・安全を提供したり、自分の始末が自分でつかないことに恥をかかずにすましたりするくらいに、食い止めようとして、必然です。安心・安全と穏やかなことをしたいと思っても、100%安心・安全で、確かなものなど、1つもありません。

 

 

 

 

 

 年と共に、子どもの時に手にした、やり取りに傾く人間力をも、失うことになりかねないことが増えてくるものらしい。

 人間は、年齢と共に、ダメになっていくものなのでしょうか?

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