ルターは40も半ばで、幸せな結婚生活をすることができましたが、それは信頼の賜物でした。
Young Man Luther 『青年ルター』p.237の19行目途中から。
確かに、ルターの言葉には、露骨な性欲に触れている言葉が見られますし、あいかわらずのこだわりがあると言われるウンチやオシッコを出す必要も認められます。これに関しては、すぐに議論しましょうね。しかし、ここでは、他と同様、ルターは、一番平凡な人の性的衝動を支配しているもの、品のある人でしたら、自分では選ばないなぁ、自分に気持ちにはしっくりこないなぁ、と感じることを、単刀直入に、ロマンチックじゃないやり方で語ったまでです。ルターはまた、結婚について、深くて、甘ーい、しかも、ユーモアセンスがあって、新しいことを言ってます。
1526年、息子が生まれると、ルターは洗礼名に、ハンスと名付けました。
ルターはあくまで率直です。品がないと見る人がいても仕方がありません。
でも、その分、人間的で、面白かったことでしょう。単なる真面目人間には見られない、楽しさのある人だったはずですね。バルトほどではなかったかもしれませんが、周りに笑いが絶えなかっただろうと想像します。
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