エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

日本の政治の現在

2015-11-01 03:44:07 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
操縦=力頼み=モノ扱い
  子どもを操縦するのは、子どもをまるでリモコンのテレビかラジコンのように、モノ扱いしているからなんですね。「そんなひどいことしてません」と、ただをこねても、子ど...
 

 日本の政治の現在を考える一夜。

 私は今でこそ、臨床心理学徒ですが、もともとは、政治学、特に、政治思想史が専門です。早稲田大学政治経済学部の、藤原保信先生のゼミで学びました。卒論は、ボンヘッファー神学と解放の神学について、まとめました。懐かしいですね。姜尚中さん、千葉眞さん、川出良枝さんは、ゼミの先輩にあたります。私自身、今も政治に対する関心は変わりません。

 アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちが政権を取ってからの政治について、様々な人が様々な立場から、様々なことを言われます。いつくか例示したいと思います。そのあまりのおバカぶり、狂気ぶりは「反知性主義」と呼ばれる場合があります。また至極当然に、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのやる狂気を「狂気」という山口二郎教授のような人もいます。

 私自身は、臨床心理学徒であり、かつて政治学徒であったものとして、別の見立てをしたいと考えました。

 戦争法案、最初はホルムズ海峡の機雷除去を「口実」にしてましたけれども、尖閣諸島や南シナ海での中国の膨張政策に伴う「中国の脅威」と、それに対するアメリカの警戒感が背景にあることが分かりましたね。それに対して、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの番頭格、菅義偉さんが、南沙諸島を中国が埋め立てて、軍事基地を作っていることに対して、「各国が緊張を高めるような一方的な行為は慎み、法の支配の原則に基づいて行動してほしい」と言ってましたね(繰り返し言ってますが、その一つがhttp://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H5O_X10C15A4PP8000/)。当然の発言と思った人もいたかもしれません。

 他方、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちは、夏休みの間は、翁長知事と話し合うフリをしてましたが、夏休みが過ぎたら、そのフリは止めて、露骨に権力丸出しの対応の本性が出てきましたね。辺野古の海の埋め立て工事の認可取り消しを沖縄県がした後に、行政不服審査請求を国がするということが出てきました。これは、行政不服審査制度が、「国などから受けた不当な取扱いから市民を救済する」という立法趣旨、法の精神に基づいていることから考えると、国が市民のフリをするナリスマシ詐欺であることは明らかですね。また、ローマ法以来の原則、「何人も、自分の訴訟の裁判官になることは許されない」No one should be a judge of his own cause.」に反することは、子どもに運転させちゃダメでしょ!で、記したところです。アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちは、沖縄県民のみならず、日本の市民の「緊張を高めるように一方的な行為を」、県の承認取り消しを無視し、行政不服審査制度の「法の支配」(国が市民のフリはできないのに、市民のナリスマシ詐欺をして)も無視して、強行している訳ですね。沖縄の人たちや、私ども市民の立場に立てば、「主権者である日本の市民が緊張を高めるような一方的な行為は慎み、法の支配の原則に基づいて行動してほしい」ということに、当然なりますもんね。

 つまり、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちが「中国に言ってること」と、「辺野古でやってること」が真逆ということです。これは、一般的に「投影」と呼ばれることで、それだけ、その人が ”無意識の暴力的支配” に陥っていることを意味します。この ”無意識の暴力的支配” が強い人ほど、魂は、それだけ、子ども、赤ちゃんだ、ということです。あるいは、もっとはっきり、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちは、心のビョーキだ、ということです。これだけ投影が強い、魂が子どもの人、心がビョーキの人たちが、政治をやってる訳ですから、危険極まりない、という訳ですね。

 

 

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