エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

クライアントが教師になる時

2016-01-23 03:17:54 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
自分を確かにする感じって、革命的!
  ルターは、本気になる前と後では、全くの別人。本気になることって、とっても大事。 p177冒頭から。   &n...
 

 発達トラウマ、愛着障害に、効く薬はありません。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.229のブランクの後から。

 

 

 

 

 

快復の道は命の道

 

この本の第1章で、私はビルと言う名のクライアントをご紹介しました。ビルは30年以上前に在郷軍人局で会いました。ビルは私の長年付き合っているクライアントの教師になりました。私ども2人の関係も、発達トラウマ治療を私が進めていく際の血となり肉となりました。

 

 

 

 

 ヴァン・デ・コーク教授は、ボストン大学医学部の教授ですが、患者、Patient クライアント≪苦しみの場に踏みとどまる者≫から学ぶことが出来る人です。だからこそ、全米の発達トラウマ治療の第一人者になることが出来たばかりではなく、その治療の世界的権威にもなれたのだ、と考えていいですね。

 

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