エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

良い親子関係は、ダンスのように2人のリズムが合ってきて

2016-08-01 09:04:08 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
天候や社会情勢によって、人は鬱になりやすい
  憂鬱に対して、ラテン人とゲルマン人では、その見方が正反対になるのは、生まれ育った場の気候も影響するんですかね? Young Man Luther 『青年ルター』p2......
 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども。身体のいろんなリズム、怖いですね。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.143、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 こういったリズムが、親子のやり取りの基本的な音色を決める際にいかに大事なものなのか、評価する人はほとんどいません。もし、1人の赤ちゃんの最初のメトロノーム、すなわち、脳幹がうまく働かなければ、ストレスに対するホルモンと感情の反応だけが調整しずらくなるだけではなくて、その赤ちゃんがのお腹がすくサイクルも、眠くなるサイクルも予測できないものになってしまうでしょう。こうなれば、その赤ちゃんの子育てが、とても困難なものになってしまうかも分かりませんね。赤ちゃんのニーズがとても分かりやすいのは、赤ちゃんのニーズが予測したタイミングで確実にある場合です。もし、赤ちゃんが決まった時間にお腹を空かし、決まった時間にくたびれるのであれば、親は赤ちゃんが必要とするものに合わせることは簡単で、全般的に赤ちゃんのストレスを減らすことができますでしょ身体のリズムがあまり調整されない時に関わるのは、最初に予期していたよりも、遥かに骨が折れます。

 

 

 

 

 

 ですから、良い親子関係は、ダンスのように2人がリズムに乗っているものです。

 悪い親子関係は、リズムがなく、2人はバラバラです

 

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