今回のイスラム国の人質殺害事件。わが安倍晋三首相は繰り返し「人命尊重」という言葉を言っていました。それはハナから嘘くさい、と感じていました。結果はまさにその通りになりましたね。
2人の日本人が過激派に拘束されている、ということはとうの昔に外務省経由で安倍晋三首相に入っていた。いやそれどころか、けた外れの身代金がその家族に請求されていたことまで知っていた。それなのに、その過激派と闘っている相手の陣地に乗り込んで、「お前らと戦うぞ」と安倍晋三首相は、勇んで、猛々しく、啖呵を切った。それで、その過激派が激怒して、いっそう法外な身代金を今度は安倍晋三政権に要求してきた。ほとんうに「人命尊重」なら、あんな猛々しい演説はできないはず。子どもだって仲間が人質に取られていたら、その相手には慎重になりますよね。それが大の大人があんな演説ぶっちゃったらね。はじめっから、「自己責任」「危ないところに自ら行った奴は、殺されたって仕方がない」と考えていた、と考えて大過ないでしょう。でも、それを○○夫人のように話す訳にもいかない。あるいは、仕返しをされると言った想像力もないまま、あの猛々しさだった。
わが安倍晋三首相が、あの勇んで、猛々しく、啖呵を切ったことがバカ丸出し。こんなおバカだから、法外なお金をタカラれて、しまいには、生命財産を守られるはずの日本国民が見殺しにされたんですね。
必要なのは、憲法九条という外交方針を、日本の外交方針として具体化していくこと。戦うとすれば、「テロ」ではなく、中東地域の「貧困」と「差別」に対してでしょう。必要なのは、医療、食料、教育の支援です。
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